「日本一大きい交差点」立体化完成いよいよ“秒読み段階”へ!? 「合計40車線」で“大渋滞エリア”の仙台バイパスに悲願の高架道路
くるまのニュース / 2024年11月25日 7時40分
仙台市東部にある、国道4号仙台バイパスの「箱堤交差点」で、信号スルーを実現する立体交差工事が、完成秒読みとなっています。
■「送り出し架設工法」で架橋
仙台市東部にある、国道4号仙台バイパスの「箱堤交差点」で、信号スルーを実現する立体交差工事が、完成秒読みとなっています。
仙台バイパスは、仙台市街の大動脈ともいえる重要交通網を担っていて、交通量は1日あたり8万2000台以上を誇り、東北最大となっています。
そんな交通量なので、信号待ちは大渋滞の根本原因になっていました。そこで、6車線拡幅したうえで主要交差点を立体交差にする「仙台拡幅」事業が進められてきました。
苦竹立体を含む小鶴地区で2007年、北側の鶴ヶ谷地区で2020年に完成。残る南側の工区が、箱堤交差点を中心とする工区です。
この箱堤交差点は「日本一大きい」と称されるほど大規模な構造です。国道4号側は「11車線」、交差する都市計画道路は「9車線」というすさまじいスケール。右折レーンだけで3車線あります。
当然ながら空前の大渋滞スポットであり、混雑時の平均時速は10キロ台のノロノロ運転を強いられるほか、死傷事故率は管轄エリア国道平均の約10倍。事故の92%が追突です。
この工区では、箱堤交差点を中心として約1.4kmを新たに高架新設します。苦竹IC南側からさらに高架が延伸してくる形です。
悲願とも言える仙台拡幅の総仕上げ「箱堤交差点立体化」ですが、完成時期は「2024年度」つまり、来年3月までには完成となる、ほぼ仕上げ工事の状態にまで達しています。
2023年1月には、交差点をひとまたぎする橋桁を、一晩で一気に架けるという大工事を完了させました。交差点の風景は一変し、ことし10月時点ですでに舗装も終わり、あとは区画線や標識設置などが残るのみです。
11月22日時点で、まだ開通日は発表されていませんが、もはや時間の問題でしょう。中央卸売市場やトラックターミナルなどを抱え、迅速な輸送に課題を抱えていた「悪名高い交差点」が、大変貌を迎えます。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
いよいよ!「日本一デカい交差点 立体化」通行方法が発表 「計16車線」って一体どーなるの!?
乗りものニュース / 2024年12月24日 7時42分
-
静岡の国道1号“最後の地獄渋滞”区間が大変化!? まるごと高架化「清水立体」工事大詰め 興津まで「わずか3分」に!? どこまで進んだのか
くるまのニュース / 2024年12月12日 7時40分
-
大阪~名古屋の“裏ルート”が超快適に!?「清滝生駒道路」工事進行中 高架が見えてきた“第三阪奈道路”のスゴさとは
くるまのニュース / 2024年12月10日 7時40分
-
「福島ワーストの渋滞国道」いよいよ立体交差化!? “地獄渋滞”国道6号「常磐バイパス」小名浜エリアが事業化に向けて進行中
くるまのニュース / 2024年12月4日 7時40分
-
広島~岡山「無料で信号ゼロ」実現!? 壮大な「倉敷福山道路」が整備進行中 “大渋滞”国道2号をスルーする「悲願の高規格道路」どこまで進んだのか
くるまのニュース / 2024年11月27日 7時40分
ランキング
-
1今年流行った「大人の学び」が明らかに! 2025年に"注目すべきスキル"とは?
マイナビニュース / 2024年12月26日 17時3分
-
2【10年に一度レベルの年末寒波】エアコン暖房の無駄を防ぐ部屋づくりのポイントは? - 節電の基本をダイキンが解説
マイナビニュース / 2024年12月26日 9時31分
-
3トースターでお餅を焼くと中がかたいまま…上手に焼くコツをタイガーが伝授!「予熱」より「余熱」がおすすめ
まいどなニュース / 2024年12月25日 17時45分
-
4「別にいいじゃない」ホテルのアメニティを大量に持ち帰る彼女にドン引き。ファミレスでも“常識外れの行動”に
日刊SPA! / 2024年12月26日 8時52分
-
5【MEGA地震予測・2025最新版】「能登半島地震以上の大きな地震が起きる可能性」を指摘 北海道・青森、九州・四国、首都圏も要警戒ゾーン
NEWSポストセブン / 2024年12月26日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください