スズキ新型「ソリオ/ソリオ バンディット」が大幅刷新!? 迫力顔採用&エンジン刷新で1月登場? 何が変わった? ユーザーからの声は
くるまのニュース / 2024年11月26日 7時10分
2025年1月にスズキの人気車となる「ソリオ」「ソリオ バンディット」がビッグマイナーチェンジを行うようです。どのような改良が行われ、販売店にはどのような声が届いているのでしょうか。
■マイナーチェンジで何が変わる? 反響は?
2025年1月にビッグマイナーチェンジを控えると言われているスズキ「ソリオ/ソリオ バンディット」。
すでに一部の販売店ではティザーパンフレットが配布されているようですが、新型ソリオにはどのような反響があるのでしょうか。
ソリオ/ソリオ バンディットは、2024年度上半期(4月から9月)の販売台数で2万5448台を記録し、20位にランクインするなど、軽自動車を除くスズキでは最も売れているモデルです。
特徴はコンパクトで取り回しの良いボディと広い室内空間を両立したこと。
さらに後席両側スライドドアや前後左右ウォークスルーなどを採用することで乗り降りがしやすく、使い勝手の良さに優れた点です。
そんなソリオ/ソリオ バンディットですが、2024年11月下旬時点で正式な発表はないものの、すでに一部の販売店では先行して簡易カタログを配布しています。
現在、配布されている簡易カタログには、新たなグレードラインナップをはじめ、デザイン、機能などが変わった部分などが記載されています。
デザインでは、元々フード先端を上げ、厚みを増した存在感のあるフロントマスクを採用していたソリオですが、改良後はより強調された3本の大きなメッキ加飾が施されます。
またソリオ バンディットでは、ポジションランプとヘッドランプを二段構えに配置した独創的なヘッドランプや細部まで造り込んだ、立体感のあるフロントグリルが印象的でした。
改良後には立体感のあるフロントグリルから、縦型の8本メッキを採用した縦方向に開口されたような存在感のある見た目となっています。
その他では先進安全技術「SUZUKI Safety Support」の各機能が刷新され、なかでも運転支援機能「先進安全機能「スズキセーフティサポート」が「デュアルセンサーブレーキサポートII」にアップデートされ機能が向上するとのことです。
その他、「電動パーキングブレーキ」と「ブレーキホールド」を採用することで、信号待ちの煩わしさを軽減します。
上位グレードには電動パーキングが搭載され、アダプティブクルーズコントロールはブレーキホールドにも対応。
さらに後方左右から接近する車両を検知して知らせる「ブラインドスポットモニター」や「リアクロストラフィックアラート」も装備されます。
もっとも大きな変更点はパワートレインです。これまでの4気筒エンジンから全車3気筒エンジンへと変わり、スイフトと同じZ12E型1.2リッター3気筒エンジン+マイルドハイブリッド+CVTのみの設定となるようです。
つまりマイナーチェンジ後の新型ソリオはバンディットを含め、旧来のガソリンモデルとフルハイブリッド+5AGSモデルが選べなくなるということです。
またグレードラインナップではソリオに「HYBRID MZ」「HYBRID MX」「HYBRID MG」の3グレード。
ソリオバンディットでは「HYBRID MV」がそれぞれラインナップされています。
なお、現行にあった「HYBRID SZ」についてはカタログに情報がないようです。
新たなソリオ/ソリオ バンディットのリーフレットを見たユーザーからは「値段が高くなりそう」と価格上昇を心配する声や、「新型はCVTだけなの?」「パンフレットに5AGSの記載がないのだけど」と珍しい機械式ATの消滅を嘆く声もSNS上で見受けられます。
そういった疑問を含めて、関東圏のスズキ販売店担当者は次のように話します。
「カタログ配布以来、新型ソリオについて多くのお問い合わせをいただいております。
新型は全車3気筒エンジン+マイルドハイブリッドとなり、現在のところ5AGSを搭載した旧ハイブリッドSZ相当のグレードが登場する予定はありません。
各グレードのおもな違いは、外観と安全装備の違いとなります。
すでに先行受注を開始しており、ご来店いただければ見積もりを出した後にご注文いただけます」
関西圏の販売店担当者は次のように話します。
「新型は20万円ほど値上がりするため、旧型を希望するお問い合わせも多くありますが、すでに生産が終了しているため注文はお受けすることはできません。
なくなってしまう5AGSモデルを要望するお客さまの問い合わせも多く、現時点でまだ何台か残っているメーカーの在庫車を案内していますが、このぶんではすぐに在庫がなくなってしまうと思います」
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