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トヨタが新型「RAV4!?」公開! タフ感アップな「カクカク」デザイン採用! 斬新「RAV-X」が示すのは最上級「本格モデル」や新開発「ターボエンジン」か? 米に登場の新モデル何を意味するのか

くるまのニュース / 2024年11月26日 10時30分

米国ラスベガスで行われた「SEMAショー2024」において、トヨタは将来の「RAV4」を示唆する一台のコンセプトカーを発表しました。次期型RAV4はどのようなクルマに進化していくのでしょうか。

■新型RAV4か!? トヨタが米国で「RAV-X」を発表

 トヨタの北米法人は、「SEMAショー2024」において小型クロスオーバーSUVのコンセプトカー「RAV-X」を発表しました。
 
 次世代「RAV4」の可能性を探る1台だと説明していますが、どのようなクルマなのでしょうか。

 オフロード愛好家へ向けた小型のクロスオーバーSUVとして考えられたコンセプトカーであるRAV-X。

 アイディアを得たのは、過酷な砂漠地帯を走り抜けるダカールラリーといった、過酷な耐久レースで勝ち抜くためのオフローダーSUVだといいます。

 長年にわたる高性能オフロード車開発で得た知識と能力を活用し、悪路を走破するオフロード性能と高い高速性能を重視してRAV-Xを設計したとトヨタは説明しています。

 ベースは、2024モデルのRAV4 PHEV。最高出力302hpを発揮するパワートレインに、ラムエアインテークを組み合わせた高出力パワーユニットが搭載されています。

 車高は2インチ(約51 mm)アップさせ、トレッドも6.3インチ(約160mm)広げ、ロングトラベル仕様のサスペンションにカスタマイズしています。

 またフロントバンパーやエンジンフードに大型のエアインテークを設けて冷却性能を向上したほか、ボディ下面を保護するスキッドプレートも前後へ装着。リアダウンフォース増加のため、ルーフ後端に大型リアスポイラーも採用し、リアには、デュアルエキゾーストシステムも確認できます。

 足元は、17インチ×8.5Jの鍛造アルミホイールに、265/65R17サイズのオフロード走行用タイヤを装着。

 調整式のショックアブソーバーによって減衰力を適切に調節が可能となっており、これによって、タイヤの接地性を確保し、悪路でのハンドリング性能を上げることにも成功しています。

 サスアーム類は強靭な鍛造アルミニウムに置換し、過酷な砂漠地帯での高速性能に耐えうる耐久性も重視しています。

 このように、RAV4のもつオフロード性能を極限まで引き出したコンセプトカーであるRAV-X。オフロードファンとしては魅力的なモデルではありますが、さすがにこのままのスペックで登場することは考えにくいもの。

 ただ次期RAV4シリーズの中で、「オフロード向け最上級グレード」として設定される可能性は十分にあると筆者(自動車ジャーナリスト 吉川 賢一)は考えています。

 北米市場向け専用グレードとなる可能性もありますが、限定でもいいので日本にも導入してほしいモデルです。

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