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「福島ワーストの渋滞国道」いよいよ立体交差化!? “地獄渋滞”国道6号「常磐バイパス」小名浜エリアが事業化に向けて進行中

くるまのニュース / 2024年12月4日 7時40分

福島県内の4車線国道で「最悪の渋滞」となっている、いわき市の国道6号の小名浜地区。ここで、立体交差化を含む高規格化の計画が進んでいます。

■直進・右折ともに通過時間が短縮

 福島県内の4車線国道で「最悪の渋滞」となっている、いわき市の国道6号の小名浜地区。ここで、立体交差化を含む高規格化の計画が進んでいます。
 
 完成すれば一体どう便利になるのでしょうか。また話はどこまで進んでいるのでしょうか。

 国道6号は、東京と仙台を太平洋岸沿いにむすぶ道路で、JR常磐線に相当する交通ネットワークです。

 旧態依然とした2車線道路の混雑を是正するため、各エリアでそれぞれ、バイパスや拡幅計画が進められています。

 そのなかで常磐バイパスは昭和中期から整備が進み、2017年に全線が4車線道路になっていますが、それでも「1日あたり約4万7200台」という有数の大交通量を抱えているため、信号交差点を中心に渋滞が課題となっています。

 そこでさらに交差点立体化も進んでいますが、未整備の小名浜地区の「林城交差点」「飯田交差点」が、渋滞スポットになっています。特に夕方のピーク時には、時速20km以下となる「速度低下区間」が2.6kmにも達し、福島県内の国直轄管理の4車線国道ではワーストとなるノロノロ状態となっています。そこで、ここにも立体化の話が進んでいるというわけです。

 気になる進捗ですが、事業化への最初の一歩である「計画段階評価」が始まっています。

 地域アンケートがことし1月に行われ、「林城・飯田の両交差点とも立体交差にする」案と、「林城周辺は6車線拡幅し飯田だけ立体交差にする」案の2つから、最終決定することになっています。

 ここで結論が出れば、都市計画決定や環境アセスメントなどの手続きに移行し、事業化を待つ段階へ進んでいきます。

 なお1月にアンケートが終わっていますが、2案のうち結局どちらに決まったのか、正式な発表はまだ出ていません。

 動きがあるとすれば、2回目の「学識者を交えた会議」の開催です。ここでアンケート結果をふまえて、概略構造が正式決定されます。今年度中に終われば、いよいよ次年度から諸手続きに入ることとなります。今後の動向に注目です。

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