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トヨタ「“9人乗り”ミニバン」がスゴイ! スライドドア&「カクカク」広々ボディでめちゃ便利! “2階建て”「車中泊」仕様もある「プロエース」とは

くるまのニュース / 2024年11月28日 6時10分

トヨタの代表的な商用バンといえば「ハイエース」ですが、欧州のトヨタでは「プロエース」という別のモデルを用意し、バンのほかミニバン仕様もラインナップしています。はたしてプロエースとはどのようなクルマなのでしょうか。

■「ハイエース」とは違う独自モデル「プロエース」

 トヨタの欧州部門が独自で販売している商用バンおよび乗用ミニバン「プロエース」。国内では「ハイエース」に相当するモデルですが、比べるとまるで別物だとわかります。どういった点が異なるのでしょうか。

 日本の働くクルマの代表格であるハイエース。現行モデルが登場したのは2004年と、登場からすでに20年も経過していますが、いまも国内では圧倒的な売れ行きを維持しています。

 近年では一般ユーザーがおしゃれなカスタムを施したり、車中泊などのアウトドアレジャーでも活躍するなど、新たな需要も生まれています。

 一方、欧州トヨタのプロエースは、ステランティスグループが製造する商用バンのOEMモデルです。

 ハイエースはワンボックスボディ+後輪駆動が基本ですが、プロエースは前輪駆動かつフロントノーズが独立したスタイルを持ちます。

 小型バンの「プロエースシティ」、中型バンのプロエース、大型バンの「プロエースマックス」という、3つのバリエーションがあります。

 なかでも売れ筋モデルのプロエースは、全長約4700mmから5300mm、全幅1920mm、全高1899mmと立派な体躯をしており、ロング版はハイエース スーパーロング(全長5380m)やラージミニバン「グランエース」(全長5300m)並みのサイズ感です。

 国内未発売のシトロエン「ジャンピー/スペースツアラー」やプジョー「エキスパート/トラベラー」とベースが同じであることは、プロエースのボディのパネル形状やウィンドウ形状などからも分かります。

 2024年にはマイナーチェンジを受け、バンパーやヘッドライドといったエクステリアデザインの刷新したほか、内装も中・上級グレードには10インチカラーマルチメディアディスプレイや10インチデジタルカラー計器クラスターを導入するなど装備が見直され、利便性、快適性、安全性、実用性が向上しました。

 またプロエースには、乗用のミニバン仕様「プロエースヴァーソ」もあり、最大で9名(3+3+3)の乗車が可能です。

 シンプルな内装レイアウトや広々した実用的な室内空間など、国内向けミニバンとはまた違った魅力が光ります。

■本格的な「車中泊」仕様は国内でも注目されそう!

 またプロエースには、75kWhサイズのバッテリーを搭載したBEV仕様もラインナップされ、バッテリー満充電状態で214マイル(約344km)の走行が可能です。充電速度も、45分間の急速充電で0%から80%まで充電が可能となっています。

トヨタの「“寝られる”ミニバン」! 純正アクセサリーを装着した「プロエース ヴァーソ」車中泊仕様(写真は一部改良前モデル)トヨタの「“寝られる”ミニバン」! 純正アクセサリーを装着した「プロエース ヴァーソ」車中泊仕様(写真は一部改良前モデル)

 プロエースヴァーソには、キャンピングカーもラインナップされています。

 1列目と2列目が対面で過ごせる運転席・助手席の回転シートや、取り外し可能なテーブル、インテリアベッド、冷蔵庫、シャワーなどが備わっています。

 最上級オプションの「ノマドプラスホーム」を選ぶとポップアップルーフが備わり、最大4人が宿泊できる空間を確保することができます。

 国内でも、複数のキャンピングカービルダーが独自にハイエースキャンピングカーを製作しています。

 ただワンボックスバンのハイエースに比べ、プロエース ヴァーソのキャンピングカーのほうがより乗用車的なパッケージングであり、ミニバンに慣れたユーザーにも扱いやすいクルマとなるでしょう。

 日本では未発売のプロエースヴァーソも、せめてこのキャンピングカー仕様だけでも国内導入して欲しいものです。

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