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ホンダ“新”「フィット」登場! 新車172万円でクラス超え「豪華内装」に“ブラック仕様”も設定! もはや「小さな高級車」仕様もある内装の種類とは

くるまのニュース / 2024年12月3日 6時40分

ホンダの主力コンパクトカー「フィット」は6タイプのインテリアを設定しています。それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

■「インテリア」だけで6タイプ! 豪華仕様も設定

 ホンダの主力コンパクトハッチバック「フィット」は登場以来、独自のFプラットフォームがもたらす広い室内空間や使い勝手のよさが評価され、コンパクトカージャンルをけん引する1台となっています。
 
 2024年9月には使い勝手を向上させた改良モデルが登場し、一層魅力を高めていますが、現行型では多彩なインテリアを設定していることも特徴です。

 フィットの現行型は4代目で、2020年2月に発売されました。

 初代から引継がれた低床FFプラットフォーム採用による広い室内や使い勝手はそのままに、視界や乗り心地・座り心地、使い心地など、4つの「心地よさ」を高めたといいます。

 デザインはカジュアルな欧州車風味のものとなり、オシャレな雰囲気をアップさせています。

 パワートレインは1.3リッターエンジン(登場時)に加え、ホンダ独自の2モーターハイブリッド「e:HEV」を設定し、走行性能と燃費性能を向上。さらに、先進運転支援システム「ホンダ センシング」を搭載し、熟成を重ねました。

 2022年10月にはマイナーチェンジが実施され、ガソリンエンジンは1.5リッターへと排気量をアップ、e:HEV車でも出力向上したほか、渋滞アシストや急アクセル抑制機能の追加などのホンダ センシング機能向上、内外装デザインのリフレッシュを図っています。また、スポーティ仕様の「RS」グレードを追加設定しました。

 ボディサイズは全長3995-4095mm×全幅1695-1725mm×全高1515-1570mm、ホイールベースは2530mmです。

 2024年9月の改良では、全グレードでオートリトラミラーや全席オートパワーウィンドウ、助手席シートバックポケット、ラゲッジルームランプが追加され、各グレードでも装備の充実化を図りました。

 なお現行型フィットの特徴として、グレード展開は従来のようなものではなく、基本装備を共通させ、内外装のコーディネートを主に変更することで、好みにあったグレードを選択できるようになっています。

 ベースモデル「BASIC(ベーシック)」は、ピアノブラックとピアノホワイトの加飾パネルが装備され、安価なグレードとは思えない、コントラストがはっきりとした2トーン仕様です。

 中級モデル「HOME(ホーム)」は、ソフトパットのインパネや織物素材のシートを採用。さらにオプションでは「ライトグレー」カラーを選ぶと室内が一層明るくなり、モダンな仕上がりです。

 ライトグレーカラーでは、シートも手触りのよいウルトラスエードとプライムスムースのコンビシートとなり、クラスを超えた上質なインテリアが特徴です。

 さらに、HOMEをベースにした特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」は、ステアリングスイッチやシフトレバーの周辺、ドリンクホルダー部などの加飾に専用ピアノブラックパネルを装着し、大人っぽく上質で落ち着いた空間に仕上げています。

 そして、最上級モデルの「LUXE(リュクス)」は、唯一本革シートが標準装備され、前席シートヒーターやステアリングヒーターを装備。上級クラスに匹敵する豪華な仕立てとなります。

 オプションでは「ライトブラウン」カラーを用意しており、シートやメーターパネル・オーディオ周辺などのインパネ部に加え、フロントドアトリムやセンターコンソールがベージュ系統のカラーに変更。

 シートもブラックパイピングや、背面・座面部にキルティング加工とパーフォレーション(穴あけ)が施され、小さな高級車といえる非常にラグジュアリーな仕上がりです。

 ちなみにエクステリアもメッキ加飾が備わり、専用16インチホイールが装着されるなど、特別感のあるものとなっています。

 このほか、撥水加工のシートを備えクロスオーバー風にした「CROSSTAR(クロスター)」や、スポーティなエアロと専用サスペンションを備えた「RS」もラインナップ。それぞれ違ったインテリアの仕立てとなっています。

※ ※ ※

 新フィット 改良モデルの価格(消費税込)は172万400円から284万6800円です。

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