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6速MTあり! 全長4.5m級の「新型“FR”スポーツカー」発表! 480馬力化の「直6ツインターボ」搭載した「M2」登場し販売店でも話題に

くるまのニュース / 2024年12月3日 22時10分

BMWの日本法人は2024年10月29日、2ドアスポーツカー「M2」の大幅改良モデルを発表しました。販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

■MTもある「新型2ドアスポーツカー」!

 BMWの日本法人は2024年10月29日、新型2ドアスポーツカー「M2」(大幅改良モデル)を発表しました。

 販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

 M2は2015年に登場したコンパクト2ドアスポーツカー。コンパクトクーペ「2シリーズ」をベースにしたハイパフォーマンスモデル(Mモデル)で、BMWのモータースポーツ部門であるBMW M社が手掛けています。

 M2は、BMWを代表するスポーツカー「M3」や、市販車初のターボ車である「2002ターボ」など、BMWのハイパフォーマンスモデルの流れを受け継ぐクルマです。

 またコンパクトなボディにハイスペックなエンジンを搭載するFR車という特徴を受け継いでいます。

 現行型(G87)は2022年10月に登場した2代目。コンパクトな車体を持ちながら高回転型の3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載。

 重量バランスは限りなく50:50に近づけ、高い操縦性・コーナリング性能を確保しています。

 ボディサイズは、全長4580mm×全幅1885mm×全高1410mm、ホイールベース2745mm。

 エクステリアは2シリーズクーペをベースとしながらも、大きく左右に張り出した四角型調のデザイン。グリルにはBMWのアイデンティティである「キドニーグリル」を採用し、より存在感を強調します。

 インテリアでは、視認性に優れた最新のディスプレイ「カーブドディスプレイ」や、全席乗員の身体をしっかりと支えるスポーツシートを備え、快適性能を向上。後席は大人2人がしっかり乗車できるように設計されています。

 安全面では、アクティブクルーズコントロール(AT車)や衝突被害軽減ブレーキ、車線変更警告システム、急発進抑制機能などを標準装備。

 さらにボディを含め各種パーツにはアルミニウムを多用し、軽量化や運動性能をアップ。

 またエンジンルームの車体剛性の大幅強化や、足回りも大幅に改良を施し、スポーツドライビングと街乗りでの乗り心地の両方を確保しています。

 今回発表されたM2改良モデルは、パワートレインが大幅にパワーアップしています。

 搭載されるエンジンは、同型の3リッター直列6気筒ツインターボエンジンですが、20馬力の出力向上が図られ、最高出力が480PSにアップ。最大トルクも600Nm(MT車は従来通り550Nm)を発揮します。

 トランスミッションは従来通り、3つのシフトモードを選択できる8速AT「Mステップ・トロニック」を搭載するほか、引き続き6速MTも用意されます。駆動方式は従来同様FRのみです。

 新型M2の価格(消費税込)は、AT車・MT車ともに998万円で、全車右ハンドルとなります。

※ ※ ※

 販売店での反響について、BMWの担当者は以下のように話します。

「M2は、値段が1000万クラスのクルマというのもあり、購入される方は限られますね。実際に購入される方はスポーツカー好きの方などが多いです。

 今回の改良モデルについては、反響も多くはないけど何件かありました。

 納期は大体6か月ほどですが、装備や色、このほか状況によっても変わってきます」

 手に届きやすい価格帯ではないため、問い合わせ数としては多くないものの、それでもスポーツカー好きのユーザーや、M2を支持するユーザーからの反響はあったようです。

 なお、新たなM2はすでに受注を開始しており、2025年4月からのデリバリーを予定しています。

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