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日産の「”超オシャレ”軽ワゴン」ついに市販化! 超カッコイイ「“高級”ジーンズシート」採用した「新モデル」! 起源となった「BEAMS」コラボの「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT」とは

くるまのニュース / 2025年1月5日 6時40分

2025年1月には、毎年恒例のカスタムカーイベント「東京オートサロン」が開催されます。過去にはさまざまなモデルが登場し会場を盛り上げましたが、この記事では日産が前回の2024年に出展した、軽スーパーハイトワゴン「ルークス」の斬新かつオシャレなカスタムカーを紹介します。

■人気セレクトショップが仕上げた「超オシャレな軽」

 2025年1月10日から12日までの3日間、世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」が開催されます。今回で43回目となりますが、過去にもさまざまなカスタムモデルが登場し話題を集めました。
 
 そんな過去の出展車両のなかから、前回2024年の東京オートサロンに参考出品された日産「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT(ルークス ビームス カスタマイズド コンセプト)」について紹介します。

 現在、国内の新車市場において4割近いシェアを獲得しているのが軽自動車ですが、なかでも人気の中心となっているのが「軽スーパーハイトワゴン」と呼ばれる背高のスライドドアモデルです。

 日産では同クラスに「ルークス」を投入し、各社と接戦を繰り広げています。

 そのなかでトップシェアを誇るのは、ホンダ「N-BOX(エヌボックス)」。

 その人気を盤石なものとするべく、2024年9月に追加されたSUV風カスタムバージョンが「N-BOX JOY(ジョイ)」です。

 このN-BOX JOYのライバルとして期待したいのが、日産が発表したおしゃれな軽自動車のSUV風カスタムモデル、ルークス ビームス カスタマイズド コンセプトです。

 人気セレクトショップ「BEAMS(ビームス)」とのコラボレーションによって実現したもので、東京オートサロン2024に参考出品されました。

 ルークスをベースに、BEAMSならではのこだわりが各所に詰め込まれており、エクステリアの外装色には、なんとデニム生地の裏側をモチーフにしたカラーが採用されていました。

 筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)が日産の担当者に対しその理由を聞いたところ、次のように説明していました。

「BEAMS側の意見として、デニムのブルーをそのまま使うのはつまらないので、裏返した色にしたいとの要望があったのです。

 クルマの下周りにあるブルーの部分は、ジーンズをロールアップした姿をイメージしています」

 女性がターゲットということで、ヘッドライト周りにはアイプチのようなシールを上下に貼ることで、目力(めぢから)をアップ。グリルを同一色にしたのも、柔らかいイメージにしたかったからだそうです。

■さらに発展させて「SUV」モデルへ進化させて欲しい

 ルークス ビームス カスタマイズド コンセプトは、インテリアにもデニムが各所に使われています。

 総張替えをしたシートに使った生地は、BEAMSが実際に使っているデニムの裏地そのものだそう。ヘッドレストやシートの座面、フロアカーペットも実際のデニムでした。

足元のフロアマットはデニムの表地を、シート表面には裏地を表現し、日常の格好良さを表現したといいます足元のフロアマットはデニムの表地を、シート表面には裏地を表現し、日常の格好良さを表現したといいます

 またドアスイッチやナビ周辺のパネルには、「タンポ印刷」という特別な工法を採用することで、デニム生地の模様を転写。ベースのルークスとはひと味ちがう「おしゃれな雰囲気」を増すことに成功しています。

 このまま市販化されても、若い女性を中心に大きな反響がありそうなルークス ビームス カスタマイズド コンセプト。

 話を聞いた日産の担当者は、ルークス ビームス カスタマイズド コンセプト市販化の可能性について、次のように話します。

「デニム生地をクルマのシートに使うには、難燃性や摩耗耐久性など様々な条件をクリアせねばならず、このまま商品として出すことはなかなか難しいです。

 しかし代替品として使える生地を探し、実際の商品として出すところまで頑張りたいです」

 そして、東京オートサロン2024の出展から1年弱が過ぎた2024年12月18日、日産はついにビームス監修の特別仕様車「ビームス エディション」を台数限定で発売すると発表しました。

 しかもルークスをはじめ、軽自動車「サクラ」「デイズ」や、「ノート」「セレナ」「エクストレイル」と、現在国内で売られる主要モデルに展開を広げて市販化されることになったのです。

 デニムを再現したシートカバーが採用されたほか、内外装にアクセントカラーやビームスのロゴを配するなど、コンセプトカー譲りのオシャレな仕上がりとなっています。

※ ※ ※

 市販化のプロトタイプといえるルークス ビームス カスタマイズド コンセプトですが、さらに、軽自動車界隈でいま注目を集めている「SUV風」に仕立てた「ルークスSUV」(仮称)をつくれば、さらに強豪のN-BOX JOYに対抗できるモデルに仕上がると考えられます。

 デニムが多く使われていることも、アクティブさをイメージさせてくれますし、他車とは違ったアクセントとして、かなり有効なのではないでしょうか。

 BEAMSもこのルークス ビームス カスタマイズド コンセプトについて「冒険的で意外性に満ち溢れた新たな軽自動車のイメージを提案します」としており、まさにSUVのイメージと合致します。

 次の発展形として、ぜひとも“ルークスSUV”の市販化にも期待したいところです。

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