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マツダ「新型スポーツカー」登場へ!? ロータリーエンジンדRX-7デザイン”取り入れた流麗「アイコニックSP」がスゴい! どんなモデル?

くるまのニュース / 2024年12月11日 13時10分

マツダはスポーツカーのコンセプトモデル「アイコニックSP」を「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開して注目されました。同車はどのようなモデルなのでしょうか。

■ロータリーエンジンをPHEVと組み合わせた「アイコニックSP」

 2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」でマツダは、「アイコニックSP」というコンセプトカーを世界初公開して話題になりました。
 
 その後も各地のモーターショーに出展され、注目を集めたアイコニックSPとはどのようなモデルなのでしょうか。

 アイコニックSPは2ドアクーペのスポーツカーのコンセプトカーとして登場。マツダの企業理念である「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」を具現化し、人々の中にある「クルマが好き」という気持ちに応えた未来の提案だと説明されています。

 アイコニックSP最大の特徴はパワートレインにあり、マツダ独自の「ロータリーエンジン技術」を用いた「2ローターRotary-EVシステム」(最大出力370馬力)を搭載したPHEV(プラグインハイブリッド車)となっています。

 大容量のバッテリーを搭載するものの車両重量1450kgという軽量化を実現。加えて、前後重量配分も理想とされる50:50に近づけており、優れたハンドリング性能を堪能できるといいます。

 ボディサイズは全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mm、ホイールベース2590mmとコンパクトなサイズです。

 参考までに、マツダの2シーターオープンカー「ロードスター」は全長3915mm×全幅1735mm×全高1245mm。

 アイコニックSPはロードスターよりも全長・全幅はひと回り大きいのに対し、全高はより低く設定された、“ロー&ワイド”を強調したスタイリングであることがわかります。

 外観デザインも特徴的で、低いノーズはコンパクトなロータリーエンジンを活かされたもの。フロントフェイスはマツダ車に共通する「魂動デザイン」を取り入れ、リトラクタブル式ヘッドライトを採用しました。

 ボディサイドに目を移すと、3代目「RX-7」(FD3S型)や初代「ロードスター」(NA型)にも似た流麗なクーペフォルムスタイリングで、テールランプも丸目4灯デザインになるなど、マツダの名車の意匠が取り入れられています。

 「ヴィオラ レッド」と命名されたボディカラーは、初代ロードスターの明度・彩度を上げた鮮やかなカラーと説明。

 さらにマツダの2024年度の入社式や同年6月にマツダは広島本社でおこなわれた「マツダタウンフェスタ2024」ではボンネットのセンター部に黒いストライプを加えた白いアイコニックSPが披露されています。

 インテリアは、植物由来のファブリックを使うなどSDGsに配慮されたものとなっているほか、藍染の内装色で日本的な要素も特徴的です。

 インパネやドアトリムはスエード調の素材を用い、さらにステッチがあしらわれるなど上質な仕立てが目を引きます。

 それに対し、直線基調のインパネや大きく張り出したメーターフード、3本スポークのハンドルなど、スポーティさを感じさせるデザインも取り入れられました。

※ ※ ※

 アイコニックSPの市販化についてマツダは、「すぐに発売する予定はない」と言及していますが、ユーザーの反響次第では今後につながることもあるとも説明しています。

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