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夫に「お前の父親、免停になったの?前科持ちじゃん」と言われショック…投稿に回答殺到!?「事実じゃん」「事実だろ」の一方で「夫のモラルに問題」の声も!? 実際どうなのか

くるまのニュース / 2024年12月12日 12時0分

「免停になった父を、夫が『前科持ち』呼ばわりしました。失礼すぎませんか?」そんな質問が、大手質問投稿サイトに投稿され、数々の回答が集まっています。

■夫の何気ない言動にショック!?

「免停になった父を、夫が『前科持ち』呼ばわりしました。失礼すぎませんか?」
 
 そんな質問が、大手質問投稿サイトに投稿され、数々の回答が集まっています。いったいどんな声があったのでしょうか。

 ある日、投稿者の父親が高速道路を走行していたところ、「45キロオーバー」というスピード違反で、取り締まりを受けたといいます。罰金に加えて免停になってしまいました。

 問題はこのあとで、投稿者が夫にそのことを話したところ、夫からは衝撃的な一言。

「げっ、前科持ちじゃん」

 これに対して投稿者は不快感をあらわにし「失礼すぎませんか?」と質問。さらに「スピード違反で前科持ちなんてなりませんよね?」と確認しています。

 ※ ※ ※

 この質問には82件もの回答があり、多くの反響があったことがうかがえます。

 あるユーザーは「実際の会話で『げっ』と驚く人を見たことがないので、よほどショックだったのでしょうね」とコメント。また「こんなスピードオーバーは危険運転だと思います」という声もあります。

 まず、実際に「前科持ち」というのはあり得るのでしょうか。

 そもそも「前科」というのは、刑事罰が確定した時につきます。執行猶予がある場合も、単に刑罰の執行をどうするかの話であって、有罪になった事実は変わらず、前科はつきます。

 では今回のスピード違反免停の場合はというと、「その場で青切符を切られて終わり」で済む軽微な違反では無いので、本来の「裁判所へ起訴されて、判決を受ける」プロセスへ移ることとなります。

「青切符で済む」、つまり裁判所による判決を必要としない軽微な違反、つまり「反則行為」と名づけられた交通違反は、警察がリストにしています。信号無視やながらスマホなど、一般的に取り締まられる交通違反の多くはこれに該当します。

 そのリストに含まれない重大な違反のひとつが、「40キロ以上の速度オーバー」なのです。

 裁判といっても、テレビで報道されるような殺人や詐欺事件のような大々的なものではなく、警察署など「出頭場所」に指定された場所での略式裁判となり、形式的な手続きであっという間に終わります。

 しかし手続きが淡々としているだけで、罰金であっても、刑事裁判による刑事罰が下されることには変わりません。つまりこれが「前科」がつくことに他ならないのです。

 集まった回答でも「前科なのは事実じゃん」「仕方ないだろ」「事実なんだから」「前科じゃん」「前科です」「前科になりますね」「何も間違っていません」「前科です」「前科ですね」「普通に前科だから」「前科持ちだろ」と、その事実に対してそのとおりの回答が見られます。

■夫がズケズケ言ってくる「態度」に批判も!?

 ここまでが「前科」について説明しましたが、今回の質問の本質はいわゆる「マジレス」ではなく、「夫がこちらの父親を『前科持ちじゃん』と非難、あるいは見下し、あるいは揶揄するような言い方をしたこと」に対する不快感だと言えるでしょう。

 集まった回答では「わざわざ口に出さなくても…とは思いますが」「まあ旦那も妻の親に対してそんなふうに言わなくても」「相手の父親を前科持ち呼ばわりするのはモラル的に問題があります」「夫さんもそこまでいう必要がないと思います」「もし夫にそんな事言われたら、とても悲しいです」と、投稿者に同情するコメントが。

 なかには「旦那さんは親しみを込めて言ったのでしょう。ジョークの一つと思います」と擁護する意見がありますが、それは言われた本人にそのとおり伝わっていないような気がします(実際不快に思っている)。

「(本質は)旦那さんが家族の悪口という明らかに不快になるような言葉を軽々にあなたに言った事でしょう。ご夫婦の関係性やその場の雰囲気にもよるでしょうが、あなたが不快に思ったのなら、旦那さんはもう少し相手の気持ちが分かる人になるといいですね」というコメントも。

 これは社会におけるあらゆる人間関係に言えることですが、どんな内容で、事実としてどんなに正確であったとしても「それを言われた相手がどう思うか」を「口に出す前にいったん考える」ことは大切です。

 それを煩わしく思うのであれば、一生たったひとりで生きていけば、ずっと気楽に過ごせるかもしれません。

 これは道路上の振る舞いでも同じことで、「あの野郎!交通マナーを破りやがって。正義の鉄槌を下してやる」という人が多いですが、いくら交通マナー違反という事実が正確でも、その後の行動は問題になります。それがまさに「あおり運転」が社会に慢性的に蔓延しきっている病理でもあるでしょう。

 何事も「相手の気持ちを考えてから動く」ことが大切なのです。

 ※ ※ ※

 なお、大幅な速度オーバーは、事故を起こす危険性も高まるほか、いざ事故を起こした時の悲惨さも大きくなります。

 とあるユーザーは「本人ばかりでなく他の人を巻き込んだりすると悲劇です。あなたも、前科もちと言われたくらいでは済まされない心の傷を負います」と、投稿者にはより広い視野で物事を考えるよう諭しています。

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