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ホンダ新型「”2人乗り”インテグラ」公開! MT+300馬力超え「直4」搭載のド迫力「ワイドモデル」! 史上最強「スポーツセダン」が米に登場

くるまのニュース / 2024年12月12日 10時30分

ホンダが国外で展開する高級ブランド「アキュラ」は「ロサンゼルス・オートショー」にブースを出展。本イベントで展示されたのが、新型「インテグラ タイプS HRC プロトタイプ」です。どのようなクルマなのでしょうか。

■「インテグラ タイプS HRC プロトタイプ」とは

 ホンダが国外で展開している高級ブランド「アキュラ」。そのアキュラが「ロサンゼルス・オートショー」で新型「インテグラ タイプS HRC プロトタイプ」を展示しました。

迫力エアロがカッコイイ!迫力エアロがカッコイイ!

 LAオートショーは、1907年に米国のロサンゼルスで行われた歴史あるモーターイベント。現在では100年以上の歴史を持ちます。

 そして、インテグラはかつて日本でも販売されていたモデル。クーペを中心とするそのスポーティなスタイルなどによって、90年代には大きな人気を得ていました。その後、2006年に日本市場から姿を消しました。

 しかし、北米市場では2022年モデルとしてアキュラブランドからその名前が復活。日本における「シビック」とプラットフォームを共有しているほか、インテグラ史上最もパワフルという最高出力320馬力・最大トルク422Nmを発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジン×6速MTのパワートレインを有する「タイプS」も設定されています。

 今回のインテグラ タイプS HRC プロトタイプは、そのタイプSをベースに、ホンダのレーシング部門「ホンダ レーシング コーポレーション(HRC)」の技術と専門知識を投入しています。

 ボディカラーは「NSX」にも使われる「インディイエローパール」。エクステリアには、タイプSの物をさらに凄みを増したエアロパーツを追加。こちらは「インテグラ タイプS TCXレースカー」の空力開発で得た経験を投入しており、ダウンフォースがさらに増加しています。また、外観もよりアグレッシブなものになりました。

 さらにボンネット、リアドアパネル、レカロ製バケットシートなどを軽量なカーボンに置き換えられており、エアコンシステムの除去も含めて通常モデルと比較し90kgほど軽くなりました。

 インテリアで大きく変わったのが後部座席。こちらは撤去されたことで、4本のタイヤホイールセットを積載が可能に。サーキットへ行く時に、重宝しそうです。

 パワートレインを見ると、大型インタークーラーやツインオイルクーラー、専用排気システムなどで再チェーンを実施。また、足回りはHRCの技術からフィードバックされたコイルスプリングや調整式のリアアンチロールバーを装備。前後のキャンバーは調整式となっていて、車高もノーマルから15mm下がっています。

 ブレーキは1.4インチ大径化された15インチの2ピースフロントローターにブレンボ製6ポッドアルミキャリパーを装着しています。

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