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トヨタ新型「“アーバン”クルーザー」世界初公開! 全長4.3m級の「コンパクトSUV」! 最新“サメ顔”採用&本格“4WD”も用意の「新モデル」欧州で登場

くるまのニュース / 2024年12月12日 18時50分

トヨタの欧州法人は、新型電動コンパクトSUV「アーバンクルーザー」を世界初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■トヨタ新型「アーバンクルーザー」世界初公開

 トヨタの欧州法人は2024年12月12日(現地時間)、新型電動コンパクトSUV「アーバンクルーザー」を世界初公開しました。 

コンパクトだけどタフ!コンパクトだけどタフ!

 アーバンクルーザーは、2023年11月に欧州で発表された「アーバンSUVコンセプト」の市販モデルです。

 コンパクトなボディサイズながら、広々とした室内空間とSUVらしい迫力あるデザインを実現したBEV(バッテリーEV)です。

 ボディサイズは、全長4285mm ×全幅1800mm ×全高1640mm で、ホイールベースは2700mm 。同社が展開する「ヤリスクロス」よりもわずかに大きいサイズ感です。

 エクステリアは、「アーバンテック」をテーマに開発。洗練されたスタイリングは、どの角度から見ても大胆な印象とし、フロントフェイスにはトヨタの最新モデルに用いられる「ハンマーヘッド」が採用されています。

 フロントとリアのバンパーは力強さを強調、印象的な横一文字のリアライトは全幅いっぱいに広がり、存在感を示します。

 インテリアは、外装デザインと同様タフな印象で、低く水平なメーターパネルと高めの座席位置が組み合わさった、すっきりとした開放的なデザインです。

 室内装飾とトリムは黒とダークグレーの組み合わせ。アンビエントライトは全12色から選択が可能で、ドライブの気分や時間帯に合わせてキャビンの雰囲気を演出します。

 またスライド式リアシートシステムが搭載され、前後シート間のスペースを調整することで、新型アーバンクルーザーよりも大きなDセグメントモデル並みのラゲッジスペースを作ることができます。

 パワートレインは、前輪駆動モデル2タイプと4WDモデルの3種類を用意しています。

 前輪駆動モデルは最高出力106kWのモーターと49kWhバッテリーを組み合わせた標準タイプ、最高出力128kWのモーターと61kWhバッテリーを組み合わせたハイスペックタイプ、4WDモデルは最高出力135kWのモーターと61kWhバッテリーを組み合わせます。

 4WDモデルでは、ダウンヒルアシストコントロールと、空転する車輪を検出してブレーキをかけ、反対側の車輪に駆動トルクを送るトレイルモードも用意されています。

 また、前輪駆動モデルでは、雪道での運転時に駆動トルクを制御して車輪のスリップを減らす「スノー モード」が搭載されます。

 先進安全装備には、衝突回避システム、アダプティブクルーズコントロール、車線逸脱警報、車線維持支援などを装備します。

 新型アーバンクルーザーについてトヨタの欧州法人は、以下のようにコメントしています。

「新型アーバンクルーザーによって、トヨタは急成長し競争の激しい欧州の電動コンパクトSUVセグメントで強力な存在感を示し、BEVのラインナップの幅と範囲を拡大します。

 新型アーバンクルーザーの導入は、欧州全域で顧客に幅広い電動車の選択肢を提供するというトヨタのマルチパス戦略における重要な一歩です。

 2026年までに、トヨタは専用プラットフォームを使用する6つのBEVを含む、15のゼロエミッション車をラインナップする予定です 」

※ ※ ※

 新型アーバンクルーザーは、2025年のブリュッセルモーターショーで一般公開される予定。なお、日本導入については未定です。

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