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約313万円! トヨタ「ハリアー」の“激安グレード”がスゴイ! 最上級仕様の「ほぼ半額」! コスパ高い“高級SUV”が狙い目な理由とは

くるまのニュース / 2024年12月16日 10時10分

トヨタの人気SUV「ハリアー」の最安グレードはどのような装備なのでしょうか。はたしてお買い得なのかどうか、検証します。

■「ハリアー」の価格帯は312.8万円から620万円と幅広い!

 トヨタの人気SUV「ハリアー」は、精悍なクーペSUVスタイルと上質なインテリアによる高級感で支持を集めています。
 
 主力は400万円台のHEV(ハイブリッド)で、最上級仕様は600万円台のPHEV(プラグインハイブリッド)ですが、一方でベーシックな約313万円の最廉価ガソリンモデルも用意されています。
 
 そんなベーシック仕様でも、ハリアーらしさは味わえるのでしょうか。

トヨタ「ハリアー」で最もベーシックなグレード「ハリアーS」はどんなクルマ!?トヨタ「ハリアー」で最もベーシックなグレード「ハリアーS」はどんなクルマ!?

 ハリアーの現行モデルは、2020年6月にフルモデルチェンジを受けた3代目。

 パワートレインは、最高出力171PS・最大トルク207N・mを発生する2.0リッター直列4気筒ガソリンと、178PS・221N・mを発生する2.5リッターガソリン+120PS・202N・mを発生する電気モーターを組み合わせるハイブリッド、およびプラグインハイブリッド(最高出力と最大トルクはわずかに異なります)をラインナップしています。

 駆動方式は、FF(前輪駆動)と4WDで、そのうちハイブリッド車の4WDは後輪に最高出力54PS・最大トルク121N・mを発生する電気モーターで駆動する「E-Four」となっています。

 グレード構成は、エントリーモデルから最上級グレードに向かって「S」「G」「Z」となり、このうちSがガソリン車のみに設定され、PHEVはZのみという設定になっています。

 またガソリン車とハイブリッド車のZには「Leather Package(レザーパッケージ)」が設定されます。

 車両価格(消費税込み)は、Sの312万8000円から、最上級グレードのPHEV Zの620万円と、約2倍の開きがあります。

 パワートレイン別に見てみると、ガソリン車・FFは312万8000円から433万8000円(4WDは一律20万円高)、ハイブリッド車・FFは411万9000円から492万8000円(4WDは一律22万円高)となっています。

 グレード間の価格差はガソリン車・ハイブリッド車ともに同じで、ZはGの50万9000円高、Z“Leather Package”はZの30万円高となっています。

 ガソリン車のみに設定されるエントリーモデルのSとGの間は40万1000円の差となっており、高級SUVにしては買いやすい価格設定のいわば「目玉商品」的な扱いになっていることがわかります。

■エントリーモデル「S」の装備は十分!

 ハリアーのエントリーモデルであるSの装備について見てみましょう。

 その違いはおおまかにいって、上質感を演出するエクステリアやインテリアの一部がベーシックなものになっている点と、先進技術系の装備の一部が省略されたり、メーカーオプション化されている点が挙げられます。

トヨタ「ハリアー」で最もベーシックなグレード「ハリアーS」(ガソリン車・2WD)の内装トヨタ「ハリアー」で最もベーシックなグレード「ハリアーS」(ガソリン車・2WD)の内装

 エクステリアでは、フロントバンパーメッキモールがアッパーのみ(他グレードはロアも)、リアバンパーメッキモールが省略されています。

 目立つところでは、Sのみが3灯式ヘッドライトとなり(他はプロジェクター式LEDヘッドライト)、ホイールは17インチ(他は18インチもしくは19インチ)となるところでしょう。

 インテリアでは、Sのみシート素材がファブリックとなり、パネルとパイピングオーナメントの加飾が省略されています。

 またパワーシート、フロント足元・フロントインサイドドアハンドル・コンソール・助手席ミッドパッドの照明、フロントドアスカッフイルミネーションが省略されています。

 エントリーモデルでもディスプレイオーディオは標準装備となっているので、スマートフォンとの連携でナビアプリなどを映すことが可能です。

 ただSとGはディスプレイサイズが8インチ(他は12.3インチ)で6スピーカー(他は9スピーカー)となっている点が異なります。

 このほかにも細かい違いがありますが、日常シーンではファブリックシートでパワーシートなし、ディスプレイオーディオの画面が他より一回り小さいといったところが、グレード選択のポイントとなるでしょう。

 エクステリアでは、ヘッドライトとホイールの違いが最安グレードの証しのようになってはいますが、基本的な快適装備や、後付けできない先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」は他グレードとほぼ大差なく装備されています。

 唯一SとGに備わらない「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター(BSM)」も、6万8200円のメーカーオプションで追加できるので、つけておくのが安心です。

※ ※ ※

 ハリアーのリセールバリューは相対的に高く、グレードの違いによる下取り価格の差も小さくなっています。

 元祖高級SUVとも呼ばれるアッパーミドルクラスのクロスオーバーSUVが、300万円ちょっとの価格で購入できるのは、かなりコストパフォーマンスに優れるといっていいでしょう。

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