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「1秒でも早く車内を暖かく!」いい方法はある? 車内の極寒を事前に防ぐ「画期的システム」とは? さらに「冬の窓曇り」を対処する方法とは

くるまのニュース / 2024年12月19日 16時40分

冬の時期にクルマに乗りこむと、車内の寒さを強く感じるという人は多いのではないでしょうか。しかし、エンジンをかけてから即座に暖房をつけても、すぐに車内が温まるわけではありません。

■冬の寒い車内をすぐに温めたい!

 冬の車内は寒すぎるのでいち早く温めたいところです。

 しかし、エンジンをかけてからすぐにエアコンをつけても冷たい風が出てきてしまいます。

 早く温めるにはどうすれば良いのでしょうか。

 冬の時期にクルマに乗りこむと、車内の寒さを強く感じるという人は多いのではないでしょうか。

 しかし、エンジンをかけてから即座に暖房をつけても、すぐに車内が温まるわけではありません。

 実はエンジンをかけてからすぐに暖房をつけるのは逆効果と言われています。一体なぜなのでしょうか。

 その理由はクルマの暖房システムが関係しています。

 一般的にガソリン車やディーゼル車の暖房は、エンジンの廃熱を利用して暖かい空気を作るという仕組みになっています。

 運転中のエンジンは高熱を帯びてしまうので、それを冷やすための冷却水というものが周りを巡っています。

 冷却水が温まったところに空気を送ることで、暖房として利用することができるのです。
 
 そのため、クルマを稼働してからすぐにエンジンをつけても冷却水の温度が低いので冷たい空気しか出てきません。

 それでは、冷却水が温まるタイミングはいつごろなのでしょうか。タイミングについて、自動車整備工場の担当者は次のように話します。

「冷却水が温まったかどうかは、水温警告灯がある場合はそれで確認することができます。

 エンジンをかけた直後は青いマークが光っているクルマであれば、そのマークが消えたタイミングでエアコンをかけるのがベストタイミングです。

 またその他のクルマでも数キロほど、もしくは5分から10分運転すれば、エンジンが温まってきます」

※ ※ ※

 では肝心の少しでも早く車内を温める方法は無いのでしょうか。

 温風が出て車内が温まる仕組みは前述の通りなので、問題は乗車前にいかにエアコンを早く始動させるかです。

 もちろん1度エンジンを始動してからまた部屋に戻るというアナログな方法もありますが、それでは最初が寒いことにはかわりません。

 ではクルマに行かずとも車内を温める方法はあるのでしょうか。

 実は最近のクルマの多くは、スマホのアプリから事前に車内の温度を調整することが可能です。

 トヨタでは「My TOYOTA+」、レクサスでは「My LEXUS」、ホンダは「Honda リモート操作」、日産は「NissanConnect」、スバルは「SUBARUリモート」、マツダは「MyMazda」、スズキは「SUZUKI CONNECT」、ダイハツは「ダイハツ コネクト」、三菱は「MITSUBISHI CONNECT」など各社が展開しています。

 どのメーカーも同じようなカタチで自宅にいる状態でスマホアプリから事前に快適な温度設定にすることができ、乗車時には「夏は涼しく」「冬は暖かく」という理想な状態にしておくことが出来ます。

※ ※ ※

 他にもエアコンのスイッチを使いこなすことでより快適な車内空間を作り出すことができます。

 たとえば、暖房を使っていると窓ガラスが曇ったり、結露してしまった経験がある人は多いのではないのでしょうか。

 その時には「A/C」というスイッチを押すことで解決することができます。

 A/Cスイッチは、コンプレッサーの制御をするボタンです。コンプレッサーは、カーエアコンの冷気を作る役割があります。

 そのため、基本的に暖房を使う時にはA/Cスイッチはオンにする必要はありません。

 ですが、曇りなどが気になる時には、スイッチを押すと冷気を作りながら除湿をしてくれるので曇りなどを取り除くことができます。

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