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ガソリン1Lで「36km」走れるクルマも! 補助金縮小で「ガソリン価格10円値上げ」に絶望…! 乗るなら「ガソリン代安くてサイコー!」な低燃費車が良い! エコなクルマ“TOP10”

くるまのニュース / 2024年12月19日 8時0分

「ガソリン価格高騰」に消費者の不満が高まっているなかで、購入検討の際に重要なのが「燃費」です。では、現在市販されているクルマで燃費の良いモデルとはどのようなものなのでしょうか。

■ガソリン高いよー! それなら燃費の良いクルマが欲しいよね!

 ガソリン価格の高止まりが続いています。さらに2024年12月19日、2025年1月16日からは二段階で「ガソリン補助金」の縮小となり、合わせて10円/Lも高くなるのです。
 
 そうしたなかでユーザーとしては少しでも「燃費が良いクルマ」を選びたいものです。

 現在販売されているクルマで燃費が良いといえば、ハイブリッド車が挙げられますが、どのようなモデルがあるのでしょうか。

 昨今、世界的なEVシフトが急激な減速をしているの中で脚光を浴びているのがハイブリッド車です。

 世界で初めて量産ハイブリッド車として登場したのが1997年10月に発売されたトヨタ「プリウス」です。

 それから日本メーカーをはじめ、様々な海外メーカーがエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド技術が進化してきました。
 
 現在、日本ではハイブリッド車だけでも全販売台数の46.8%を占めており、市民権を得ています。

 では、現在販売されている新車のなかでどのモデルが燃費が良いのでしょうか。

 国土交通省は毎年3月に「自動車燃費一覧」を発表しており、そこでは各メーカーの各モデル毎の燃費が掲載されています。

 最新版となる2024年3月におけるWTLCモードランキングは以下の通りです。

ーーー
 1.トヨタ「ヤリス」 36.0km/L

 2.トヨタ「アクア」 35.8km/L

 3.トヨタ「プリウス」 32.6km/L

 4.トヨタ「ヤリスクロス」 30.8km/L

 5.トヨタ「カローラ」 30.2km/L

 5.ホンダ「フィット」 30.2km/L

 7.トヨタ「カローラスポーツ」 30.0km/L

 8.トヨタ「カローラツーリング」 29.5km/L

 8.日産「ノート」 29.5km/L

 10.トヨタ「シエンタ」 28.8km/L
ーーー

 このとおり、上位10車種中8車種がトヨタ車となりました。なお、上位10車種すべてがハイブリッド車の数値です。

 なお1位ヤリスのWTLCモード36.0km/Lは世界トップの燃費となっており、2020年の登場から現在まで破られていません。

 WTLCモードとは、市街地モードや高速道路モードなど、各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な試験法です。

 日本では2017年夏まで日本独自の試験方法JC08モードでしたが、現在はWLTCモードに統一されています。

 なお各モデルのカタログには、WLTCモード以外にも、「市街地」、「郊外」、「高速道路」とそれぞれの走行モードでの燃費も表示されているため、よりユーザーの参考になるものとなっています。

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