ホンダ「“旧車顔”スポーツカー」がスゴイ! 斬新「丸目ライト」&レトロな“専用デザイン”採用! グランプリも受賞した「S660ネオクラシック」とは?
くるまのニュース / 2024年12月24日 20時10分
ホンダ「S660」には、クラシカルなスタイルに換装できるキットが存在していました。一体どのようなものなのでしょうか。
■クラシック顔な軽オープンカーあった!
ホンダ「S660」は、ホンダが2015年から2022年まで販売していた軽規格のオープンスポーツカーです。
コンパクトなサイズのミッドシップレイアウトマシンで、オープンスポーツカーならではの爽快感のある走りが手軽に楽しめるクルマでした。
そんなS660には、「Neo Classic KIT(ネオクラシックキット)」という、クラシカルなスタイルに換装できるキットがありました。
ホンダ「“旧車顔”スポーツカー」がスゴかった!
Neo Classic KITは、ホンダの純正アクセサリーメーカーである“ホンダアクセス”が、2019年10月(発売発表は同年8月)に発売したS660のカスタマイズキットです。
もともとは「東京オートサロン2016」に出展されたカスタムカーで、同年の「東京国際カスタムカーコンテスト2016」でもグランプリに選出されるなど高い評価を受けました。
その結果、市販を望む声が多く寄せられ、カスタムキットとして市販化されたのです。
このNeo Classic KITは、名前にもあるように、S660をクラシカルなスタイリングにカスタマイズできるキットです。
本来のS660は横長のヘッドライトが特徴のシャープさのあるスタイリングですが、Neo Classic KITを用いることで、大きな丸目のヘッドライトを備えた、クラシックなエクステリアに変更できます。
パーツはフロントマスクやボンネット、前後フェンダー、エンジンフード、リアエンドパネルなどで、ロールトップ・サイドドア以外ほぼ全ての外装を交換する形です。
パーツは未塗装の状態のため、従来のボディカラーに合わせたり、別の色にしたりして好みにカスタマイズが可能です。
換装はボルトオンで行う形となっており、S660と一緒に購入して販売店でカスタマイズを行うほか、すでにS660を所有しているユーザーは、販売店に持ち込んで換装できます。
ちなみに、換装可能なのは「Modulo X(モデューロX)」を除く前期型のみ。
Modulo Xや後期型は特別な加工を施さないと換装できませんでした。
さらに2019年にはNeo Classic KITを装着したS660をさらにカスタマイズしたコンセプトカーが登場します。
それが「Modulo Neo Classic Racer(モデューロネオクラシックレーサー)」です。
Moduloはホンダアクセスが展開する「ホンダ車の走行性能をさらに追究すること」を目指したブランド。
ホンダ車のカタログラインアップにあるModulo Xシリーズなどは、同ブランドによる特別なチューンが施されたモデルです。
そんなModuloの手によってカスタムされたModulo Neo Classic Racerは、Neo Classic KITに新たなエアロパーツを組み合わせているのが特徴。
丸目ライトにクロス形のライトカバーを備えたフロントマスクなど、スポーティーさとクラシックさを融合させたデザインになっていました。
同車はあくまでコンセントモデルということで、Neo Classic KITとは異なり市販化はされませんでしたが(そもそも公道走行が不可)、話題となった1台でした。
※ ※ ※
Neo Classic KITは、S660をひと味違ったスタイルへと変えることができるキットでした。
S660と同様にNeo Classic KITも販売は終了しており、手に入れるには換装済のS660を購入するしかありませんが、中古車市場に出回るのはまれ。
ある意味で“幻の1台”といえるのかもしれません。
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