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新車230万円! ホンダ「小さな高級車」がスゴい! 全長4mでクラス超え「豪華内装」設定! “ちょうど良いサイズ”に「プレミアム感」凝縮の「フィット LUXE」どんなモデル?

くるまのニュース / 2024年12月23日 11時10分

ホンダの主力コンパクトカー「フィット」には、小さな高級車といっても過言ではないラグジュアリー仕様が存在します。いったいどんなクルマなのでしょうか。

■新車230万円で買える「小さな高級車」

 コンパクトカーは、都市でも取り回しやすいサイズに必要十分なパワーユニットを備え、手頃な低価格が魅力です。しかし、その分内装の質感はやや質素な傾向にありました。
 
 いっぽう現在、コンパクトカーであっても高級感のある内装を持つものも増えました。2024年9月に改良されたホンダ「フィット」も、まさにそんな1台です。

 フィットは2001年に登場したコンパクトハッチバックです。

 独自のFプラットフォームがもたらす広い室内空間や、使い勝手のよさが評価されており、初代登場時よりコンパクトカージャンルをけん引する1台となっています。

 現行型は4代目で、2020年2月に発売。

 欧州車のようなカジュアルなスタイルに一新にしたほか、ホンダ独自の2モーターハイブリッド「e:HEV」を設定による走行性能と燃費の向上、先進運転支援システム「ホンダ センシング」搭載により、安全性の向上も図っています。

 2022年10月にはマイナーチェンジが実施されており、ガソリンエンジンは1.3リッターから1.5リッターへと排気量をアップし、パワーの向上を図りました。e:HEV車も出力アップしています。

 さらに、渋滞アシストや急アクセル抑制機能の追加などのホンダ センシング機能向上、内外装デザインのリフレッシュを図り、いっそう商品力を強めています。

 2024年9月の改良では、全グレードでオートリトラミラーや全席オートパワーウィンドウ、助手席シートバックポケット、ラゲッジルームランプが追加され、各グレードでも装備の充実化を図りました。

 ボディサイズは全長3995-4095mm×全幅1695-1725mm×全高1515-1570mm、ホイールベースは2530mmです。

 そんな現行型フィットですが、グレード展開は装備差でランク分けするものではなく、基本装備を共通させ、内外装の仕立てを変更するというラインナップとしています。

 そのため、ユーザーのライフスタイルや好みにあったグレードを選ぶことができます。

 このうち最上級モデルの「LUXE(リュクス)」は、上級クラスに匹敵する豪華な仕立てで、「小さな高級車」といっても過言ではないラグジュアリー感を演出しています。

 全6タイプ中、唯一本革シートが標準装備され、前席シートヒーターやステアリングヒーターを装備。快適性能も確保しました。

 さらに、オプションで用意されるカラーの「ライトブラウン」(4万4000円)では、そのラグジュアリー感がより一層引き立つものとなります。

 これを選択すると、シートだけでなく、メーターパネルやオーディオ周辺などのインパネの上部に加えて、フロントドアトリムやセンターコンソールがベージュ系に変更。インテリア全体が明るくなり、本革の質感が強調されます。

 シートの仕立ても変更され、ブラックのパイピングがあしらわれるほか、背面・座面部にキルティング加工とパーフォレーション(穴あけ)が施され、ワンクラス以上の高級車のような上質な雰囲気がただよいます。

 エクステリアもLUXE専用のメッキ加飾がフロントバンパーやサイド、テールゲートに備わり、専用デザインの16インチホイールが装着されるなど、特別感のあるものとなっています。

 価格(消費税込)は中間グレードの「HOME(ホーム)」と比較すると32万100円高くなりますが、それでもガソリン・FFモデルでは230万5600円、e:HEV・FFモデルでも264万3300円と、比較的手頃に設定。

 普段使いするコンパクトカーでありながらも、少し特別で上質感が欲しい場合には、良い選択肢になりそうです。

※ ※ ※

 フィットではLUXEやHOMEのほかに、エントリーモデル「BASIC(ベーシック)」やスポーティな「RS」、アウトドアに映えるクロスオーバースタイルの「CROSSTAR(クロスター)」をラインナップ。

 またHOMEには専用のブラック加飾で精悍に仕立てた特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」も用意され、幅広いバリエーションを用意しています。

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