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スライドドアの新型「3列ミニバン」発表! タフな「SUVテイスト」採用した新型「ドブロ」&「ドブロマキシ」フィアットから登場! “先進機能”採用した「新モデル」とは!

くるまのニュース / 2024年12月26日 22時10分

ステランティスジャパンは、フィアットブランドのミニバン「ドブロ」および「ドブロマキシ」の最新モデルを発売しました。

■新型ミニバン「ドブロ」と「ドブロマキシ」発表!

 ステランティスジャパンは、2024年12月5日、フィアットブランドの新型「Doblo(ドブロ)」および「Doblo MAXI(ドブロマキシ)」を発売しました。
 
 新型ドブロとドブロマキシとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

 ドブロは、多国籍自動車メーカーであるステランティスが製造し、フィアットブランドで販売するスライドドア付きミニバン。

 初代モデルが登場したのは2000年で、当初は日本国内では販売されておらず海外のみの展開でした。

 2023年5月に発売された3代目から日本国内での販売を開始し、今回は最新モデルが発売された形です。

 ちなみにドブロは2列シート「5人乗り仕様」、ドブロマキシは3列シート「7人乗り仕様」で、基本構造は共通ですが車体の大きさも異なります。

 ボディサイズは、新型ドブロが全長4405mm×全幅1850mm×全高1825mmで、ホイールベースは2785mm。

 一方、新型ドブロマキシが全長4770mm×全幅1850mm×全高1845mmで、ホイールベースは2975mmと、ドブロより365mm長いボディとなっています。

 エクステリアは刷新され、新たに装備されたLEDヘッドライトによって、よりスタイリッシュなフロントデザインを実現。

 また、中央に配置されたブランドロゴバッジが従来の赤いフィアットのロゴではなく、新しいレタリングのロゴに変更されました。

 さらにサイドバンパーにはグロスブラック素材を使用し、荒々しく鋭い印象を与えます。

 左ヘッドライトの横には、1980年代から90年代のフィアットのロゴにインスピレーションを受けた、4本線のマークを施してあるのも特徴です。

 インテリアは、ブラックを基調としながら、シルバーのアクセントカラーをダッシュボードとドアパネルに組み合わせました。

 シートの座面および背面にはネイビーのファブリックを使用し、刺繍パターンも従来モデルから変更。

 フロントシートには、フィアットのロゴ入りのシルバーラインがアクセントとして入っています。

 そのほか、10インチタッチスクリーンや、フルカラーTFTマルチファンクションディスプレイ、ステアリングヒーター、2つのUSB-Cタイプソケットといった装備が追加されているのもポイントです。

 パワーユニットには、ターボチャージャー付きの1.5リッター直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載。

 8速ATと組み合わせて、最高出力130馬力・最大トルク300Nmを発揮します。

 安全装備としては、停止後3秒以内の再発進が可能になるなど従来よりも性能が向上したアダプティブクルーズコントロールや、レーンポジショニングアシストなどの機能を標準装備。

 ボディカラーは「ヴォラーレブルー」「シネマブラック」「ジェラートホワイト」の全3色から選択可能で、車両価格(消費税込)はドブロが414万4000円、ドブロマキシが436万円です。

 また、新型モデルの発売を記念した80台限定モデル「ドブロローンチエディション」も同時発売されており、そちらはボディカラーがヴォラーレブルー1色のみの展開で、価格は426万円となっています。

 このドブロローンチエディションには固定式ガラスルーフのほか、アメリカの新感覚アウトドアブランドである「ポーラー」とコラボしたソフトマルチコンテナとマルチユーティリティチェアー2脚が付属。

 アウトドアグッズとともにアクティビティを楽しめる仕様へと仕上がっています。

※ ※ ※

 日本国内ではまだまだ歴史の新しい、ドブロ。

 しかし5人乗り仕様と7人乗り仕様が用意されるなど、幅広いニーズに合わせて選択できる、貴重なミニバンとなっています。

 とくに今回発表された新型モデルは、デザイン面が進化したほか快適装備や安全装備も充実させ、より今の時代に合ったクルマへと生まれ変わっており、国産ミニバンとは一味違うユニークな選択肢として注目です。

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