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横浜~逗子の「道路空白地帯」に4車線道路が!? 工事進む「横浜逗子線」に反響多数「嬉しいです」「葉山に行きたくなる」 トンネル着工間近の現状は

くるまのニュース / 2024年12月27日 14時50分

横浜市と三浦半島を直結する新たな道路「横浜逗子線」計画に、ネット上でも話題が集まっています。一体どのような道路で、どのような声が上がっているのでしょうか。

■4車線の「笹下釜利谷道路」がさらに延伸

 横浜市と三浦半島を直結する新たな道路「横浜逗子線」計画に、ネット上でも話題が集まっています。

 一体どのような道路で、どのような声が上がっているのでしょうか。

 横浜市内から横須賀方面へ行く場合、有料の「横浜横須賀道路」や一般道「国道16号」があります。

 しかし、半島西側の逗子市や葉山町方面へ行く場合、広大な山岳地帯があるせいで、まともな道路は県道205号 「金沢逗子線」しかありません。この道路も狭い2車線で、金沢八景や神武寺周辺で渋滞が激しくなっています。鎌倉経由でも、やはりまともな道路はありません。

 そこで進められているのが都市計画道路「横浜逗子線」です。

 横浜市内では、大部分がすでに「笹下釜利谷道路」として開通済みです。上大岡で鎌倉街道から分岐して、京急の山側を並行して南下し、金沢文庫まで達します。

 洋光台手前の環状3号から先は、すでに4車線化済み。立派な道路で、大渋滞の国道16号のバイパス的な役割を担っています。

 いっぽう、金沢文庫からいよいよ逗子市内に向けて、六浦地区までをつなぐ延伸区間が、工事中となっています。金沢文庫の手前で南へほんの少し分岐する道路が、将来の横浜逗子線です。

 現在の工区「釜利谷六浦工区」は、環状4号(県道23号)までの1400mです。ここは丘陵地帯になっていますが、トンネル&地上区間の「2層構造」で通過し、六浦地区へ直結します。

 気になる進捗ですが、トンネル前後を更地にする工事や、切土部分の法面工事などが行われている準備段階です。2025年度にはいると、いよいよトンネル本体が着工する計画になっています。もっとも、用地取得がまだ完了していないので、完成にはまだ予断を許しません。

 そこから京急を越えて山岳地帯へ入っていく横浜・逗子市境工区は、まだ事業化すらされていません。もっとも、横浜市は2016年に策定した10か年計画「都市計画道路の優先整備路線」において、「2025年度ごろまでに事業化すべき」としているため、近いうちに何らかのアクションが出る可能性もあります。

 逗子市内では、新バイパスを作るというよりも、既存の県道を拡幅改良する計画で進められています。こちらは特に進展はなく、近年の逗子市議会でも特段の言及はありません。

 ※ ※ ※

 ともかく山岳地帯によって道路貧弱エリアという金沢区内。そこへ延伸してやって来る「4車線道路」の計画に対し、コメントでは「国道16号の金沢八景あたりの混雑が激しいです。それが緩和することを期待しています」「これなら葉山に行く気になりそうな」「バイク乗りとしては非常に嬉しいです」などと期待する声が。

 また「この立派な2車線道路、いったいどこに…?」と、今の「ブツ切れ状態」を不思議に思っていたという人も。

「作るならもっと自分が若いときに完成していて欲しかった」と感慨にふけるコメントもありました。

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