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首都高ブチギレ!? 「絶対やめて!」 電動キックボードが「不法侵入・危険行為の2コンボ」 “衝撃”の映像に「逮捕して」「これはひどい」批判の嵐に

くるまのニュース / 2025年1月6日 7時50分

首都高の公式Xが投稿した3号渋谷線の「電動キックボード不法立入」映像に、多くの反響が寄せられています。

■「衝撃の危険行為」に思わず冷や汗 首都高も「絶対にやめて」

 首都高の公式Xは2024年12月4日、3号渋谷線で撮影された「電動キックボード」による不法立入の映像を公開しました。
 
 死亡事故寸前の非常に危険で悪質な行為について、多くの反響が寄せられています。

 衝撃映像が撮影されたのは12月のことでした。都心から東名方面へ向かう3号渋谷線で夜間とはいえ、師走で交通量も多い時期です。そこで「不法立入」が発生しました。

 下り線の渋谷料金所ランプを、1台の電動キックボードが走行してきます。大前提として、電動キックボードは首都高を走行してはいけません。

 間違えて進入してしまった可能性もありますが、引き返したり、危険を感じて停まることもないことから、どうやら故意だったようです。何もためらうことなく、どんどん本線に向かっていきます。

 昼間と比べると交通量は少ないものの、この渋谷料金所付近の区間は線形もよく、スピードを出すクルマも多いため、本線を走行するクルマがビュンビュン通過しています。

 そんななか平然と走行する電動キックボード。普通であれば、一般道とは違うスピードなことから危険を感じますし、そもそも、この映像は料金所の先を映しているので、料金所のゲートを無理矢理「突破」したのは間違いありません。

 そして、映像は上り線へと切り替わります。同じく3号線で、並行している国道246号・玉川通りと本線が同じ高さになる、道玄坂上から渋谷駅西口付近の下り坂です。

 すると前方の三軒茶屋方面より、ふたたび電動キックボードが姿を現しました。先ほどの下り線の不法立入者と同一人物かどうかはわかりません。

 もしそうであれば2度目の危険行為で、下り線出口でわざわざ折り返して、また料金所を突破して首都高に乗ったのかと考えられ、何がしたいのか非常に謎です。

 そのまま大人しく道路の左側を進むと思いきや、なんと車線中央付近までフラフラと移動しはじめます。

 道路のつなぎ目にひっかかってハンドルを取られたのか、はたまた酒を飲んで酔っ払っていたのか、あるいは「夜の首都高のド真ん中を疾走する」というスリルを味わいたいのでしょうか。

 その直後、後ろから大型トラックと2台のクルマが急接近。1台目のクルマは危険を感じてパッシング。続く2台は電動キックボードがいる左車線を走行しており、間一髪のところで回避します。

 あわや大事故になるところでした。あと数秒早かったら、ちょっとでも気づくのが遅れたら、間違いなく接触事故になっていました。

 もしトラックと衝突したら、電動キックボードはヘルメットを被らずエアバッグなどの安全装置もないため、打撲や骨折程度のかすり傷では済まないでしょう。

 しかし、我が物顔の電動キックボードは、そのままフラフラ右往左往。危険も認識できていないどころか、やはり危険を楽しんでいたのでしょうか。映像は終わり、その後の行方は不明です。

 この投稿に対し、SNSでは「馬鹿か?」「あームカつく。」「これはヒドイ。」「わざと入ったとしか思えない。危険すぎる。」などと、常軌を逸した迷惑極まりない行為への批判が殺到。

 また、「常識ある、ない。の問題じゃないもん…」「免許持ってなくてもわかるやろ高速乗ったらダメって…」など、そもそもの安全運転や危険への認識が全くないのではないかという見方も。

 さらに、相次ぐ電動キックボードの危険行為について、「利用者を逮捕してください。」「電動キックボード無くしてほしい。怖い思いしたことある。」「やはり運転免許は必要にしないと駄目だ。」「学科教習26時間受けてからの使用がマストかと」など、手軽に運転できることが危険を招いているとする意見もありました。

 首都高は「高速道路上での電動キックボードの使用は禁止されています。命に関わる重大事故につながるため、絶対にやめてください」と警鐘を鳴らしています。

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