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名神・新名神も!? 広がる「ETC専用化」の大波…2月から「一挙32か所」で新たに設定へ「非搭載車は利用できません」「逆走しないでください」NEXCOが注意喚起

くるまのニュース / 2025年1月8日 7時30分

NEXCO西日本の高速道路で、新たに32か所の料金所が「ETC専用」に変更されることとなりました。そのなかには、名神や新名神など、主要路線にある料金所も含まれています。

■名二環は11か所

 NEXCO西日本の高速道路で、新たに32か所の料金所が「ETC専用」に変更されることとなりました。
 
 そのなかには、名神や新名神など、主要路線にある料金所も含まれています。

 料金所のETC専用化については、国や高速道路各社が2020年にロードマップを策定。2030年をめどに地方部を含めてETC専用化を概成させる方針を打ち出しています。つまり、将来的には「全料金所がETC専用」をめざすべく動いているのです。

 NEXCO西日本では昨年12月13日に、ETC専用化の対象料金所を発表。2025年2月20日から順次、四国・関西・九州エリアで新運用を開始していくとしています。

 そして今回、一挙に32か所もの料金所でETC専用化を実施することになりました。

 今回の対象料金所には、高松道の高松市内、名神の大津IC、第二京阪の鴨川西本線料金所、松山道の新居浜ICなどをはじめ、各都市部の料金所も含まれています。

 もちろんいつかはどの料金所もETC専用化を免れないのですが、一度に発表された対象料金所としては例を見ない大規模なケースになります。

 なお、ETC専用ICについては「ETC車載器を搭載していない車両のご利用はできません」と明記されています。

 うっかり未搭載車で入ってしまった場合、「ETC/サポート」という表示のあるレーンへ進むことになります。インターホンなどで係員の指示に従うことになりますが、レーンに現金収受マシンが搭載されていて、そこで精算もできるといいます。

 未搭載車の中には、出入りしたいICがETC専用だということに気づいて「まずい!ここは通れない」とパニックを起こすドライバーも想定されます。

 高速道路各社は「逆走・バックは危険ですので絶対にしないでください」と注意を呼びかけています。

■【全料金所リスト】2025年2~3月にETC専用化する料金所

【2/20~】
・山陽道 和気、三原久井
・中国道 作東、徳地、美祢西
・岡山道 賀陽
・米子道 湯原、江府

【2/27~】
・高松道 引田、志度、高松東、高松檀紙
・松山道 新居浜

【3/4~】
・新名神 箕面とどろみ、川西
・山陽道 龍野
・阪和道 貝塚

【3/5~】
・阪和道 下津、印南
・湯浅御坊道路 湯浅

【3/11~】
・名神 大津
・新名神 草津田上

【3/12~】
・舞鶴若狭道 綾部、小浜西
・第二京阪 鴨川西(本線料金所含む)、枚方東

【3/17~】
・九州道 南関
・東九州道 大分米良
・大分道 杷木
・長崎道 長崎芒塚
・隼人道路 隼人西

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