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ガソリン1Lで「100km」走れる! めちゃ実用的な「超・低燃費」ミッドシップクーペが凄い! 800kg未満の「超軽量ボディ」採用しドイツで市販化したVW「XL1」に反響あり!

くるまのニュース / 2025年1月8日 22時10分

2024年、欧州の自動車オークションサイト「COLLECTING CARS」にて、フォルクスワーゲンの“超低燃費車”「XL1」が落札されました。このモデルについて様々なコメントが寄せられています。

■リッター100km超えの「すごいクーペ」

 2024年、欧州の自動車オークションサイト「COLLECTING CARS」ではフォルクスワーゲンの“超低燃費車”が5万6500ユーロ(約928万円)で落札されました。
 
 この件について、SNSでも様々なコメントが寄せられています。

リッター100km超えの「すごいクーペ」リッター100km超えの「すごいクーペ」

 落札されたモデルとは、1リットルの燃料で100kmの距離を走行することを目指して開発された超低燃費車両の「XL1」。

 同車はもともと「L1」の名でプロトタイプの開発が始まり、2013年にXL1としてドイツ国内で限定250台が販売されました。

 先述した圧倒的な低燃費を実現するべくあらゆる技術的な手段が導入されており、スーパースポーツカーのように低く流麗なボディは、狭めの全幅も相まって走行時の空気抵抗を極限まで低減。

 さらにリアフェンダーにはホイールスパッツを装備するなどの工夫により、Cd値(空気抵抗を示す値)は0.186という驚異的な値を達成しました。

 もちろん燃費性能に直結する車両重量も軽量化するため、高価格なカーボン素材を惜しみなく採用し、わずか795kgと軽自動車並みの軽さを実現しています。

 パワーユニットには、829ccの2気筒ディーゼルターボエンジンに電気モーターを組み合わせ、合計75馬力を発揮するプラグインハイブリッドシステムを搭載。

  これらのユニットは運転席の後部に配置しており、駆動方式はMRを採用。バタフライ式に開くドアも合わさって、まるでスーパーカーのような雰囲気を放ちます。

 トランスミッションは7速DSGで、軽量なボディを活かしたスポーティな走りを披露しました。

 シート配置は左右に並ぶ2シーターとなっていますが、助手席をやや後方にオフセットする斬新なレイアウトによって助手席のエアバッグを不要とし、さらなる軽量化を達成。

 このように徹底的に低燃費を追求したことで、XL1のカタログ燃費は驚異の0.9リットル/100km。これはリッター換算で111kmを超えており、当初目標としていた「1リットルの燃料で100kmの距離を走行する」を見事に実現させました。

 ちなみにXL1は日常的に使うことを前提としたモデルだったため、エアコンやカーナビなどの快適装備は標準で搭載。

 とはいえ採算を度外視した設計によって車両価格も超高額に上り、新車時の価格は11万1000ユーロ(約1824万円)と、こちらもスーパーカー並みになりました。

 今回オークションで落札された個体は、約2万km走行しているため半値ほどに落ち着いており、ファンにとってはお買い得な価格だったと言えるのかもしれません。

※ ※ ※

 このXL1についてSNSでは、「驚異的な燃費性能だ!」「あとは実燃費がどれくらいだったんだろう?」「リッター100kmだと燃料タンクが40リットルの場合、満タンで4000km走行できるってことか」「すごい…廃車までに何回給油するんだろう」など、同車の燃費性能に驚いた声や、実用性について考察する人が見られます。

 また、「昔ホンダにあったインサイトに似てない?」「ホイールのスパッツとかインサイトそっくり」「インサイトは時代を先駆けていたんだなぁ」といったコメントも多く、かつてホンダ初のハイブリッドカーとして市販されていた初代インサイトを思い出した人は少なくないようです。

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