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“角目”の超レトロ「軽SUV」がスゴイ! 新車で買える「旧車デザイン」!? 超カッコイイ「ジムニー」カスタム「キャルズモーター“ベアス”」とは

くるまのニュース / 2025年1月13日 16時10分

2025年1月10日から、毎年恒例のカスタムカーイベント「東京オートサロン」が開催されます。過去にはさまざまなモデルが登場し会場を盛り上げましたが、この記事では2024年に出展されたキャルズモーター「Beas(ベアス)」を紹介します。

■アメリカ西海岸の風を感じる「ジムニー」カスタム!

 2025年1月10日から12日までの3日間、世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」が開催されます。今回で43回目となりますが、過去にもさまざまなカスタムモデルが登場し話題を集めました。
 
 そんな過去の出展車両のなかから、前回2024年の東京オートサロンに出展されたキャルズモーター「Beas(ベアス)」について紹介します。

 2024年1月に開催された東京オートサロン2024内でおこなわれた「東京国際カスタムカーコンテスト2024」は、来場者からの投票などで決まることから、会場人気のバロメーターとなっています。

 なかでも、ドレスアップ・コンパクトカー部門で最優秀賞を受賞したベアスは、大いに注目された1台です。

 スズキの軽SUV「ジムニー」をベースとしたコンプリートカーで、カスタムカーショップ「アルパインスタイル」が開発したものです。

 アルパインスタイルは、電子部品や音響機器、カーオーディオなどを製造販売するグループ会社「アルプスアルパイン」の100%子会社「アルパインニューズ」が運営するショップで、アルパインブランドのカーエレクトニクスを販売・取付を行うほか、コンプリートカーの開発・販売を行っています。

 そんなアルパインスタイルのコンプリートカーは、「Cal’s Motor(キャルズモーター)」というブランドでシリーズ化されています。

 キャルズの名は、1960年から1970年代のアメリカ西海岸で流行したカスタム手法「キャルルック(Cal look:California/カリフォルニアの頭3文字)」に由来するもの。

 キャルルックは、一時期2000年頃の日本でも大流行したカスタムで、今でもレトロで西海岸の雰囲気を感じるスタイルで根強い人気が続いています。

 そんなアメリカ西海岸をインスパイアした新たなラインナップとして、ベアスと「Beas+(ベアスプラス)」(小型車の「ジムニーシエラ」がベース)が東京オートサロン2024で初出展されたのです。

 ベアスシリーズは、インパンクトのある角目2灯ヘッドライトに格子状のクロームメッキのグリルとバンパーを組み合わせ、軽SUV/コンパクトSUVとは思えない迫力とレトロを融合したデザインとなっています。

 ボディサイドは手が加えられていませんが、ムーンクロームのホイールとホワイトレターのトーヨータイヤ「オープンカントリー」を組み合わせて、レトロさを演出しています。

 リアエンドでは、丸目4灯のリアランプと、小径の円形反射板をクロームメッキのバンパーに埋め込んだデザインで、よりレトロな西海岸風を醸し出しています。

 内装では、西海岸を走るクラシックカーを思わせるブラックのオリジナルシートカバーがオプション設定されています。

 またレトロさが際立つエクステリアとは対照的に、最新式のアルパインのカーナビ/7型ディスプレイオーディオが標準装備され、オプションで「ノールックガイダンス」「12型デジタルミラー」などが設定されているのも大きな特徴でしょう。

 ボディカラーもキャルルックスタイルをしっかりと踏襲し、「ブラック×トロピカルイエロー」「ブラック×サンドアイボリーメタリック」「ブラック×ドルフィンブルーメタリック」「ブラック×トロピカルイエロー(ベアス+には未設定)」の4種類のツートンカラーをはじめ全12色(ベアス+は11色)を展開しています。

 車両本体価格(消費税込み)は、軽自動車の「ベアス」が308万円から、普通車の「ベアス+」が328万円からです。

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