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知らないと「うっかり検挙」も!? ナンバープレートの「謎のライト」実は光らないと「法律違反」 片方だけでも「完全アウト」の怖さとは

くるまのニュース / 2025年1月12日 10時10分

クルマのリア側のナンバープレートを照らす「ナンバー灯」が切れているクルマを見かけることがありますが、どのような違反になるのでしょうか。また、ナンバー灯が切れていることに気づいたときは、自分で交換できるのでしょうか。

■知らないと「うっかり検挙」も!?

 クルマのリア側のナンバープレートを照らす「ナンバー灯」が切れているクルマを見かけることがありますが、どのような違反になるのでしょうか。
 
 また、ナンバー灯が切れていることに気づいたときは、自分で交換できるのでしょうか。

「ナンバー灯」とはリア側のナンバープレートを照らすライトのことで、「番号灯」や「ライセンスランプ」などとも言われます。

 これは夜間やトンネル内など暗い場所でもナンバープレートの表示を確認できるようにするためのライトで、電球自体は外から見えませんが、ナンバープレートの上部をのぞき込むと小さな電球やLEDがついているのがわかります。

 運転中はドライバーから直接見ることのできないナンバー灯ですが、そのルールは保安基準に定められているため注意が必要です。

 保安基準では、ナンバー灯はヘッドライトのスイッチと連動し、ヘッドライトをオンにすると車幅灯や尾灯とともにナンバー灯も点灯させなければならず、同様にナンバー灯だけをオフにすることはできません。

 電球の色は白のみで、電球が損傷していたりレンズ面が著しく汚れていたりするのはNGです。

 さらに、ナンバー灯のライトやその反射光が自分のクルマや他のクルマの運転操作を妨げないようにしなければならず、緩みや「がた」がないようにしっかりと取り付ける必要があります。

 一方で、ナンバー灯が切れていても、昼間などライトが必要ない場面の走行であれば交通違反になることはありませんが、日没後のライトの点灯が必要な場面で点灯していない場合は「整備不良」として取締りの対象です。

 この場合、違反点数1点と7000円(普通車)の反則金が科されます。

 また、ナンバー灯の電球が2つついているクルマで、一方のライトが切れていると、もう一方のライトが正常に点灯している場合でも整備不良に該当します。

 ナンバー灯には電球色のバルブや白色のLEDが使われている一方で、青や紫など色のついたLEDに交換しているクルマを見かけることもありますが、色は「白色」と決められているため、異なる色のライトは違反です。

 以上のように適合しないライトでは、整備不良として取り締まられなかったとしても、車検に通りません。

 もしナンバー灯が切れていることに気づいたら、夜間の走行は避けて、昼間の明るい時間帯に整備工場などに持ち込むといいでしょう。

 なお、ナンバー灯の電球は自分でも交換することが可能です。

 カー用品店やインターネット通販では数百円から高いものでも数千円程度で購入できるため、クルマの取扱説明書などで交換方法や電球のワット数を確認して作業しましょう。

 ただし、LEDに交換する場合などには、内張りを剥がさなければならないこともあり、少し手間がかかるかもしれません。

 カー用品店で依頼する場合でも数百円から千円前後の工賃で対応してもらえることが多いため、不安な人は業者に依頼してしまうほうが安全です。

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