ホンダ「プレリュード」復活へ! 世界初の「足回りシステム」&日本初の「ブレーキ」や「電動ユニット」採用! 歴代“スペシャルティカー”を支えてきた革新的技術とは?
くるまのニュース / 2025年1月9日 12時10分
ホンダの名車「プレリュード」が2025年に復活するというニュースがクルマ業界に衝撃を与えています。そんなプレリュードは歴代モデルに多くの革新的な技術が用いられていました。一体どのようなものがあったのでしょうか。
■歴代プレリュードの大きな魅力となった革新的技術とは?
ホンダ「プレリュード」が2025年に復活するというニュースがクルマ業界に衝撃を与えており、クルマ好きを中心に多くの注目を集めています。
これまで1970年代から2000年代にかけて歴代モデルが展開されており、斬新なデザインに、走行性能のみならず快適性や居住性を重視した“スペシャルティカー”として、数々の世界初及び日本初の技術が取り入れられました。
今回は、プレリュードの歴代モデルに搭載されてきた革新的な技術を取り上げ、どのような仕組みでどのような働きをしたのかを詳しく見ていきます。
●【日本初】電動式サンルーフ(初代)
初代プレリュード(1978年登場)は、ホンダが誇る“スペシャルティカー”として多くの革新技術を取り入れたモデルでした。
その中でも注目すべきは、オープン感覚を楽しめる日本初の「電動式サンルーフ」の採用です。
サンルーフは車内に自然光を取り入れ開放感をもたらす機能であり、従来は手動で開閉するのが一般的でしたが、初代プレリュードではこれを日本初の「電動式」にすることで、スイッチを押すだけで簡単に開閉できるようにしました。(グレード:XR、XT、XE)
このように運転中に手を使わずにサンルーフの開閉が可能になったことは、当時としては革新的でした。
なお今では日本車でも高級なモデルを中心に、様々な車種で用いられています。
●【日本初】4輪アンチロックブレーキ・システム(2代目)
2代目プレリュード(1982年登場)は、スポーティでありながらも安全性能を大きく向上させたモデルでした。
その中で特に注目されるのが、日本初の「4輪アンチロックブレーキ・システム」の搭載です。
現在ではABSと呼ばれている機能で、バスやトラックなどの大型車には装着が義務付けられており、多くの乗用車にも搭載されています。
ABSは、雪道や凍結路、ウェット路面など、すべりやすい路面状態での安定したブレーキ性能の確保などを狙い開発された技術で、特に雨天や雪道での走行時にその効果を発揮します。(グレード:XZ、XX)
各車輪に装着されたセンサーからコンピューターは信号を受けブレーキ圧を制御し、タイヤがロックすることを防ぎます。
ブレーキペダルを強く踏んだ際にタイヤがロックするのを防ぐこの技術は、より安全なブレーキングを提供し、ドライバーのコントロールを保つのに大きく寄与しました。
●【世界初】ホンダ4輪操舵システム(3代目)
3代目プレリュード(1987年登場)は、プレリュードシリーズの中でも最も技術革新が進んだモデルです。
その中で特に目を引くのが、「4WS(四輪操舵)システム」の搭載です。
このシステムは、車両の操縦性を大きく向上させるもので、世界初の「舵角応動式4WS」を採用しました。(グレード:2.0Si、2.0XX)
4WSシステムは、ハンドル操舵角すなわちハンドルを操作する量に応じて、後輪を前輪と同方向及び前輪と逆方向に操舵するホンダ独自の舵角応動タイプです。
低速時には後輪が前輪と逆方向に動き、駐車や狭い道での取り回しを容易にします。
高速時には、後輪が前輪と同じ方向に動き、車両の安定性と操縦性を向上させます。
ハンドルと前後輪をメカニカルに直結した、機械式の連結作動メカニズムを採用しているため、ハンドル操作に忠実な運転感覚と素直なクルマの動きを生み出しています。
※ ※ ※
電動式サンルーフ、4輪アンチロックブレーキ、そして4WSシステムなど、歴代プレリュードに搭載された技術の数々は、単に当時の最先端技術を反映していただけでなく、クルマの進化に大きく貢献し重要な役割を果たしたことでしょう。
これらの技術は、今なお多くのクルマに用いられ受け継がれています。
2025年に復活する新型プレリュードがどのような技術を搭載し、どんな新たな革新をもたらすのか、今後の展開が非常に楽しみです。
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