日産「新型エルグランド」&ホンダ「新型オデッセイ」2026年に誕生? コンパクトミニバン「キューブ」も復活か!? 日産・ホンダの経営統合で「ミニバン」どう変わるか
くるまのニュース / 2025年1月13日 6時10分
日産・ホンダの経営統合が現実味をおびてきた現在、SNSなどでは、様々なクルマのOEM化による復活などが囁かれています。そうした中で、大きな期待を寄せられるのが、今、日本で最も売れているジャンルであるミニバンではないでしょうか。一体どのようなモデルが統合となるのか。推察します。
■日産&ホンダの新型ミニバンどうなる?
日産・ホンダの経営統合が現実味をおびてきた現在、SNSなどでは、様々なクルマのOEM化による復活などが囁かれています。
そうした中で、大きな期待を寄せられるのが、今、日本で最も売れているジャンルであるミニバンではないでしょうか。
新車販売ランキングを見れば、上位の半数近くがミニバンになっているのです。
日産とホンダのミニバンと言えば、ラージサイズでは日産「エルグランド」とホンダ「オデッセイ」、ミッドサイズでは日産「セレナ」とホンダ「ステップワゴン」、そしてコンパクトには日産「キューブキュービック」(現在は廃版)とホンダ「フリード」があります。
この3クラスのモデルを統一して、相互OEMできれば、互いに開発費を大きく節約することができます。
完全なるOEMだけでなく、プラットフォームの統一でもかまいません。どちらにせよ、同じサイズ&ジャンルのクルマの開発費を抑えることが、経営統合の大きなメリットとなります。
この3つのサイズの中で、特に重要なのはラージサイズでしょう。ラージサイズのミニバンは車両価格が高く大きな利益を生み出しますし、ブランド・イメージ向上にも貢献します。
ところがエルグランドは、今年でデビュー15年を迎えるというご長寿モデル。オデッセイも同様に、今年でデビュー12年目。しかも現在は中国生産に切り替わっています。儲かる重要なところなのに、日産もホンダも競争力が著しく落ちているのです。
ただし、まったくもって放置されているわけではありません。日産は2024年春に発表した経営計画「The Arc」の中で、「2026年度までに16車種の電動車両を含む30車種の新型車を投入」と明言しており、同時に公開された動画の中には、大型のミニバンが入っていました。
つまり、来年の2026年度までに日産はラージサイズのミニバン=“新型エルグランド”を投入することが予想できます。
ここで新型エルグランドが登場すれば、ホンダの“次期オデッセイ”は、当然、このエルグランドをベースにしたOEMになる可能性は非常に大きいでしょう。
では、その次世代エルグランドは、どのような内容になるのでしょうか。
確実なのはハイブリッドであることです。となれば、日産の最新技術である可変圧縮比エンジン「VCターボ」を使ったハイブリッド「e-POWER」の搭載が期待できます。
次に可能性の高い相互OEMがコンパクトミニバンです。これは2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した高評価のフリードがありますから、これをベースに「キューブ」を復活させるというシナリオです。
そのとき、今の日産であればパワートレインはハイブリッドだけとするはず。つまり、ホンダのフリードはエンジン車とハイブリッドの2本立てで、日産のキューブはハイブリッド専用となるという住み分けが考えられます。
最後になるのがミッドサイズのミニバンセレナとステップワゴンです。しかし、この予想は正直、難しいところです。どちらも売れ筋モデルで、現行モデルの登場も同じ2022年。どちらがベースになってもおかしくはありません。
ただし、売上的には2024年度上半期のミニバン・ベストセラーとなったセレナが上回っています。その実績を重視すると、次世代のミッドサイズのミニバンはセレナがOEMのベースになるのかもしれません。
こうして考えてみると、ラージサイズは日産、ミッドサイズも日産、そしてコンパクトはホンダ。日産とホンダを比較すれば、どちらかと言えば日産は大きな、ホンダはコンパクトなクルマが得意となります。
つまり、ミニバンのOEMでは、それぞれに得意なサイズを担当するのはおかしな話ではありません。
どちらにせよ、日産の経営計画「The Arc」では2026年度までにラージクラスのミニバン(エルグランドの可能性大)が登場すると予告されています。もう少し待てば何か予告があるはず。期待して待ちましょう。
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