ホンダ“新”「フィット」 に反響多数! 「フランス車っぽい」「内装が上品」 新車172万円でクラス超え「豪華内装」設定! もはや「小さな高級車」に高評価の声集まる
くるまのニュース / 2025年1月20日 11時10分
2024年9月に改良が行われたホンダ「フィット」。SNSなどでは、クラスを超えたプレミアムなインテリアが評価されています。
■フィットのプレミアムなインテリアに高評価
ホンダの主力コンパクトハッチバック「フィット」は、広い室内空間や使い勝手のよさで、コンパクトカージャンルをけん引する人気の高さを誇ります。
2024年9月には改良型モデルが登場し、使い勝手の向上や多彩なインテリア設定から、一層魅力を高めています。そんなフィットについて、SNSなどにはさまざまなコメントが投稿されています。
フィットの現行型は2020年2月に発売された4代目。初代から引き継がれた低床FFプラットフォームを採用し、広い室内や使い勝手をそのままに、視界や乗り心地・座り心地、使い心地など4つの「心地よさ」が高められました。
デザインはカジュアルな欧風車風味で、オシャレな雰囲気がアップしています。
パワートレインは1.3リッターエンジン(登場時)に加え、ホンダ独自の2モーターハイブリッド「e:HEV」を設定し、走行性能と燃費性能を向上。さらに、先進運転支援システム「ホンダ センシング」を搭載し、熟成を重ねています。
2022年10月にはマイナーチェンジを実施。ガソリンエンジンは1.5リッターへと排気量をアップし、e:HEV車でも出力向上したほか、渋滞アシストや急アクセル抑制機能の追加などのホンダ センシング機能向上、内外装デザインのリフレッシュを図っています。
また、スポーティ仕様の「RS」グレードが追加設定されました。
ボディサイズは全長3995-4095mm×全幅1695-1725mm×全高1515-1570mm、ホイールベースは2530mmです。
そして、2024年9月の改良では、全グレードでオートリトラミラーや全席オートパワーウィンドウ、助手席シートバックポケット、ラゲッジルームランプが追加。各グレードでも装備の充実化が図られています。
現行型フィットの特徴として、グレード展開は従来のようなものではなく、基本装備を共通させ、内外装のコーディネートを主に変更することで、好みにあったグレードを選択できるようになっています。
ベースモデルとなる「BASIC(ベーシック)」は、ピアノブラックとピアノホワイトの加飾パネルを装備。安価なグレードとは思えない、コントラストがはっきりとした2トーン仕様です。
中級モデル「HOME(ホーム)」は、ソフトパットのインパネや織物素材のシートを採用。さらにオプションで「ライトグレー」カラーを選ぶと、室内が一層明るくモダンな仕上がりとなります。
ライトグレーカラーでは、シートも手触りのよいウルトラスエードとプライムスムースのコンビシートとなり、クラスを超えた上質なインテリアが特徴です。
さらに、特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」は、HOMEをベースとして、ステアリングスイッチやシフトレバーの周辺、ドリンクホルダー部などの加飾に専用ピアノブラックパネルを装着し、大人っぽく上質で落ち着いた空間に仕上げられました。
そして、最上級モデルの「LUXE(リュクス)」は、唯一本革シートを標準装備。前席シートヒーターやステアリングヒーターを装備し、上級クラスに匹敵する豪華な仕立てです。
オプションでは「ライトブラウン」カラーが用意され、シートやメーターパネル・オーディオ周辺などのインパネ部に加え、フロントドアトリムやセンターコンソールがベージュ系統のカラーに変更されます。
シートもブラックパイピングや、背面・座面部にキルティング加工とパーフォレーション(穴あけ)が施され、小さな高級車といえる非常にラグジュアリーな仕上がりです。
ちなみにエクステリアもメッキ加飾が備わり、専用16インチホイールが装着されるなど、特別感のあるものとなっています。
このほか、撥水加工のシートを備えクロスオーバー風にした「CROSSTAR(クロスター)」や、スポーティなエアロと専用サスペンションを備えた「RS」もラインナップ。それぞれ違ったインテリアに仕立てられています。
フィット 改良モデルの価格(消費税込)は172万400円から284万6800円です。
※ ※ ※
フィットについてSNSなどでは、「ほんわかしたデザイン好き」「フランス車っぽい」など、デザインを評価する声が多く見られました。
実際に乗っている人からは「内装がすごくいい!」「HOMEに乗ってるけど、内装がよくて上品」といったコメントが見られ、主に内装の仕立てについて満足感を得ているようです。
一方で、「最上級のLUXEに欲しいオプション着けると300万円に達する恐ろしさ」と、価格に対する懸念点もありました。
とはいえ、新車価格の上昇によりどの車種でも値上がりが続くなか、最上級モデルでも300万円を切る価格設定は、上質感を求めたいユーザーには有効な選択肢といえます。
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