1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

凄い新次元のデザイン採用のトヨタ「bZ4X」を初公開! 「直線」と「曲面」の美学を表現したモデリスタのデザインとは?

くるまのニュース / 2025年1月10日 11時50分

トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは2025年1月10日、同日より開幕した「東京オートサロン2025」会場で、近未来のBEVカスタムを具現化したコンセプトカー「MODELLISTA CONCEPT ZERO」を初公開しました。

■「進化」から「新化」へ モデリスタ コンセプトゼロ初公開

 トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは2025年1月10日、幕張メッセで開幕した「東京オートサロン2025」にモデリスタブランドとして出展。

 ここではモデリスタが様々なスタイリングに進化/新化していくカタチを表現したモデリスタの目指すデザインの象徴「モデリスタ エンブリオ」。

 さらにトヨタ「bZ4X」にモデリスタ エンブリオをベースに新化したデザインを盛り込んだ「モデリスタ コンセプトゼロ」を発表しました。

 ブースでひと際注目を集めていた、モデリスタ エンブリオはモデリスタが目指すべき近未来のデザインを示唆するものです。

 エンブリオとは「胚(胎児)」を意味し、デザインコンセプトは「GEOMETRICAL organic(幾何学的×有機的=近未来の造形)」となり、「今後のモデリスタに向けたスタートとなるモデル」「新たなモデリスタに生命が宿る」といった想いが込められています。

 左右非対称となるモデリスタ エンブリオは、キレのある硬質な線や躍動的で流麗な線に。

 さらには豊かなハリのある面や削ぎ落としたような周刻的な面など、様々な造形表現の融合によって構成されています。

 また部分的に心臓の鼓動のように脈動する間接照明やライン発光などによって、生命感を表現するなどただのアート的な物体ではないものをとなっています。

 実際にモデリスタ エンブリオを間近で見ると、角度によって多様な表情を楽しむことができ、デザインの力が人の心を揺さぶる可能性を探求しています。

 モデリスタの担当者いわく「エンブリオは、短期間の間に2D、そして3Dの検討を行いました。また左右非対称ということで、よく見ると片方は切り落としたようになり、もう片方は盛り上がったようなど、場所により見え方が変わります。また触った印象も違うので、ぜひ会場では触って感じ欲しいです」と語ります。

 そして、このモデリスタ エンブリオをベースに進化を遂げたのが、モデリスタ コンセプトゼロです。

 このモデルは、トヨタのSUVタイプのBEV(電気自動車)「bZ4X」をベースにショーカーやコンセプトカーとは異なる、近未来の「BEV × カスタム」を模索するスタディモデルとして製作されました。

 モデリスタ エンブリオと同様のデザインコンセプトを受け継ぎつつ、より具体的な形で近未来のスタイリングを表現。

 幾何学的な直線形状と有機的な曲線が調和し、陰影のコントラストが見る者を魅了する洗練された外観が特徴です。

 インテリアでは独自の発光技術を用い、居住性とスタイルの向上を両立しています。

 モデリスタの担当者いわく「現在、ちょうどBEVへの転換期というところで、今後モデリスタがBEVでカスタマイズする時はどのようなデザインにするのがいいのか。という検討の中で1番表現しやすいクルマとして、トヨタ『bZ4X』を選ばせていただきました」と採用の理由を語ります。

 さらには「従来のシャープヘッジなデザインから刷新を考え、おおらかな曲面使いを意識して、デザインを近未来的な上質さを持たせるようにシフトしていきたい」と語るなど、今後のモデリスタデザインにも落とし込んでいくことも視野に入れているようでした。

 今回のモデリスタ エンブリオとモデリスタ コンセプトゼロは、どちらも今後のモデリスタの可能性を模索するもので、これまでのデザインフィロソフィー「Resonating Emotion ー響感の創造ー」を進化させる取り組みから生まれたものです。

近未来のモデリスタを示唆する「エンブリオ」とその一例となる「ゼロ コンセプト」近未来のモデリスタを示唆する「エンブリオ」とその一例となる「ゼロ コンセプト」

 またプレスカンファレンスに登壇した、代表取締役社長 西脇憲三氏は、今回のブースコンセプト「新化」について、「昨年発表した上質、洗練、五感に響く機能を軸に、新しい世界観を表現した」と述べています。

 モデリスタエンブリオについては「これからのモデリスタが目指すべき近未来のデザインを示唆するものです。見る角度によって生まれる“動的”とも言える表情は、私たちにインスピレーションを与え、創造力の源になり得ます」と述べています。

 そしてモデリスタ コンセプト ゼロについては、「デリスタエンブリオから分化・進化したひとつの例です。クルマという存在の変革の象徴ともいえるBEV『bZ4X」をベースに、空気の流れまでデザインに取り入れることで乗り心地を向上させた」と強調し、単なるデザインモデルではなく実用性も兼ね備えた革新的な取り組みであるとしています。

 さらに、「このデザインをベースに、今後の製品開発においてお客様の意見を反映させたい」と述べており、コンセプトゼロは将来的な商品展開の出発点となることが期待されています。

※ ※ ※

 モデリスタブースでは、コンセプトカーの他に、ブランドの世界観を表現するオリジナルフラグランスの体感コーナーやモデリスタグッズの販売など様々なコンテンツが用意されています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください