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冬のドライブの必需品「シートヒーター」なぜ軽自動車でも普及が進む? 実は“後付け”できる! 後席にも装着する方法とは?

くるまのニュース / 2025年1月23日 20時30分

以前は一部の輸入車でしか装備されなかった「シートヒーター」ですが、最近は軽自動車にも設定されるようになり、利用者が増えています。どのようなメリットがあるのでしょうか。

■冬の運転では「シートヒーター」が大活躍!

 以前は一部の高級車や輸入車にしか装備されない贅沢な装備だった「シートヒーター」ですが、今では軽自動車にも用意されるほど普及しており、利用する人が増えています。
 
 なぜシートヒーターがここまで普及し、支持される装備となったのでしょうか。

 シートヒーターの構造は極めてシンプルです。シート内部に設置された電熱線が通電することで熱を帯び、乗員の背中やお尻を優しく暖めてくれます。

 以前の日本ではあまり普及していませんでしたが、最近はグッと装着車が増えました。

 人間は長時間座り続けることで血流や筋肉の代謝が低下し、特にクルマの運転では、特に腰の筋肉が強ばり、座り続けることによって血行が悪化するため、結果として腰痛を引き起こしやすいとされています。

 そんななか冬の寒い時期にシートヒーターを使うことで、背中から腰が暖まって血行が改善され、腰痛を緩和する効果があるほか、冷えによる頻尿の改善も見込めるといったメリットも報告されているのです。

 シートヒーターが備わるクルマを所有する人に話を聞くと、なかには「不要」と感じる人もいますが、多くの人は「使っている」といい、特に年齢が追うごとにシートヒーター装着車を選ぶ人も増えているようです。

 実際にシートヒーターが装着されるアウディ「A4」にお乗りのTさん(50代・男性)は長年の愛用者。今ではクルマ選びにおける外せない条件の1つになっているそうです。

「もともと腰痛持ちで、冬の運転は下半身が冷えやすく痛みがひどく出る傾向がありました。シートヒーターを使ってからは冬場の腰痛の心配がかなり減り、それ以来装備しているクルマしか選ばなくなったほどです」

 シートヒーターのメリットについてネット上では、「エアコンより早く暖まる」「空気が乾燥しにくい」「エアコン特有の風と違いクルマ酔いもしにくい」という意見もありました。Tさんも「頭は冷えたままで体だけが暖まるのがいい」と同意見でした。

 メリットが多いシートヒーターですが、デメリットは「バッテリーに負担がかかる」「その影響で燃費が少し悪化(するかも)」程度。

 もちろん長時間使用による低温やけどにも注意は必要ですが、最近では一定時間や設定した温度以上になると自動でOFFになる機能も盛り込まれ対策されています。

 また「暖かさで眠くなる」という意見もありますが、それは血行が良くなったからであり、窓を開けて冷たい風に当たれば眠気は解消されるでしょう。

※ ※ ※

 軽自動車にまで普及が進んでいるシートヒーターですが、残念なのは前席のみの設定が多いこと。

 後席にも装備される車種はまだ少ないのですが、後席にシートヒーターを付けることができます。それが社外品の「後付けタイプ」です。

 主にシート表面にかける「シートカバータイプ」とシートカバーの内側に入れる「内臓タイプ」があります。

 内臓タイプのほうが見た目はスッキリしますが、シートの内側にDIYで設置するのは非常に難しい作業となり、できればプロに頼みたいところ。

 シートカバータイプはズレやすいのが難点ですが、そのぶん設置もしやすく価格も安価で、数千円から1万円/座席程度で購入できます。

 なかには純正にはない「マッサージ機能付き」なんてタイプもあります。自分に合うタイプのシートヒーターを探してみるのも楽しそうです。

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