1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

約850万円の「軽自動車」実車展示! スズキ製「ターボエンジン」&「5速MT」搭載したレトロ顔な“2人乗り仕様”! ケータハム「セブン170R」東京オートサロン2025に登場!

くるまのニュース / 2025年1月19日 6時10分

「東京オートサロン2025」が千葉県の幕張メッセで開催され、ケータハムは「セブン170R」を展示しました。一体どんなクルマなのでしょうか。

■約850万円の「軽自動車」実車展示!

 カスタムカーの祭典「東京オートサロン2025」が、2025年1月10日から12日まで千葉県の幕張メッセで開催され、ケータハムは「セブン170R」を展示しました。

「ライトウェイトスポーツカー」の原点を全身で表現するセブン170Rとは、一体どんなクルマなのでしょうか。

 ケータハムの展開する「セブン」シリーズの歴史を振り返るとなかなかややこしいのですが、簡単に言えば元々はロータスから販売されていたクルマです。

 その後、色々あったことで現在ではケータハムに移譲され、ケータハムセブンとして販売されています。

 今回の会場で展示されたセブン170Rのボディサイズは、全長3100mm×全幅1470mm×全高1090mmという寸法。

 この時点で、日本の“軽自動車”の規格である、全長3400mm以下×全幅1480mm以下×全高2000mm以下という基準をクリアしています。

 また、セブン170Rのエンジンはスズキ製の3気筒ターボエンジンを搭載し、その排気量は658cc。最高出力85馬力・最大トルク11.8kgmというスペックです。

 スズキのエンジンで660cc以下ということで、この点でも軽規格の中に収まっています。

 ということで、この車両は国内登録する際は軽自動車となるのです。

 車両重量は440kgと超軽量で、サスペンションはフロントダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクライブアクスルを採用。

 さらにタイヤは155/65R14、ホイールサイズは14×4.5Jと、これまた軽サイズ。

 それでいて最高時速は168km/hという優秀なスペックですので、走っていて楽しくないわけがありません。

 この車両はオプションのロールケージ、サイドインパクトバーも装着しており、安全性も確保。

 さらに6点式シートベルトも用意しており、そのままサーキット走行もできてしまいます。

 くわえて、「ここまでハードでなくても良い…」というユーザーのために「170s」というグレードも用意されています。

 170シリーズではフロントタイヤに小さいサイクルフェンダーが装着されたモデルですが、ボディに沿ってなだらかなデザインをみせる「クラムシェルフェンダー」を備えた「スーパーセブン600」や「スーパーセブン2000」などもラインナップしています。

 どのセブンにおいてもオーナーの好みに合わせたカラーやインテリアの装飾、オプションの選択などのオーダーが可能となり、唯一無二のセブンを作り上げることが可能です。

 メインカーとして使うのは少々難ありですが、セカンドカーとして週末のドライブを楽しむといった使い方や、モータースポーツ用の車両としては最適かもしれません。

 なにせ、ここから軽量化するのはもはや難しいといえるほど元から軽量化されていますし、エンジンはスズキ製のターボエンジンとなれば、耐久性や信頼性もあります。

 ひょっとしてスズキのエンジン用パーツを使えれば、パワーアップもできてしまうかも。

 そんな趣味として楽しめるクルマがこのケータハムセブンです。

※ ※ ※

 2025年1月現在、セブン170Sの車両価格(消費税込)は約811万8000円、セブン170Rは839万3000円となっており、安価とは言えませんが、それに見合う価値があるクルマではないかと思います。

 国内での引き合いも数多くあることと、イギリスでハンドメイドで作られ、オーナーの好みに合わせてカスタマイズされて納品されることもあり、若干納期は長いようですが、それでも自分だけのセブンが手に入るという点も魅力的。

 国内で乗る分には軽自動車登録になり維持費も安くなるため、セカンドカーに1台検討してみてはいかがでしょうか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください