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ホンダが新型V8「BF300」を世界初公開! 300馬力×レギュラー仕様の大型船外機!? クルコン搭載モデルを25年中に日本でも発売

くるまのニュース / 2025年1月20日 9時30分

ホンダは、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフで開催されている「デュッセルドルフ・ボートショー2025」において、新型大型船外機「BF300」を世界初公開しました。

■ホンダのマリンライフに新たなラインナップが追加される

 ホンダは、二輪・四輪以外にも発電機や芝刈り機といったパワープロダクツ、航空、そしてマリンなど様々な事業を展開しています。

 そんなホンダですが、2025年1月18日から26日まで開催される「デュッセルドルフ・ボートショー2025」にて5リッターV型8気筒エンジン新型「BF300」を世界初公開しました。

 ホンダは2024年2月に同社の船外機フラッグシップモデル「BF350」を発売しました。

 このBF350は、新たに専用設計したV型8気筒(排気量4,952cm3、最大出力350馬力)となり、ホンダを象徴する技術とも言えるVTECを採用することで高出力と環境性能を両立したものです。

 今回の新型BF300は、このBF350のV型8気筒エンジンを活用し、排気量4,952cc、最大出力300馬力を発揮。燃料はレギュラーガソリンでの航行が可能となります。

 見た目は、BF350のデザインコンセプト「Noble Motion Form(ノーブル・モーション・フォーム)」を踏襲。

 これより、剛性の高いパーツ構成と上質感のあるフォルムに仕上げました。

 機能面では、BF350で初搭載された機能の一定の速度もしくは回転数での航行を可能にする「クルーズコントロール機能」や、あらかじめ設定したパターンの中からトリム角度を自動調整する「トリムサポート機能」などを搭載。

 自動で船外機のフルチルトアップ/ダウンをおこなう「オートマチックチルト機能」も搭載されることで、船艇の係留や保管時の利便性を向上させています。

 その他、エンジンカバーやオイルフィルターの構造を取り外しやすい形状にすることで、メンテナンス時の負担も軽減しています。

 また今回の新型BF300では新たにECU制御機能をアップデートさせたことで操船時の快適性を向上。

 具体的には、船外機を3基掛けで使用する際に中央に配置されたエンジンにニュートラル制御機能を加えることで、より安定した定置旋回が可能となりました。

 この機能は、新型BF300の発売に合わせて、今後BF350にも搭載を予定しているようです。

 今回の新型BF300についてホンダは「昨今、北米・欧州地域を中心に大型艇でのマリンレジャーが普及拡大していることから、BF350に続く大出力の船外機を投入することで、より多くのお客様のニーズに応えていきます」と説明しています。

 なお新型BF300は、2025年中に日本をはじめ欧州やアジア地域で順次販売する予定です。

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