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三菱「“新型”パジェロミニ」いつ登場!? 本家「パジェロ」復活説も濃厚? タフ化? まさかのEV化も? 往年の人気「軽SUV」復活で「親子競演」はあり得るのか?

くるまのニュース / 2025年1月27日 17時10分

販売終了から12年が経過した三菱の軽SUV「パジェロミニ」ですが、今も復活を望む声は少なくありません。日産との協業によって再登場する可能性はあるのでしょうか。

■名車「パジェロ」とともに「パジェロミニ」も帰ってくる!?

 三菱でかつて絶大な支持を集めた本格四輪駆動車「パジェロ」が復活するのではないかとウワサされています。
 
 もしこれが実現するなら、あわせて軽SUV「パジェロミニ」も再び登場させ「親子競演」といきたいところ。帰ってくる可能性はあるのでしょうか。

 名車「パジェロ」の名を冠し、小さなボディにパジェロの魅力をぎゅっと凝縮した「パジェロミニ」。

 残念ながら2012年に販売終了となってしまいましたが、日産との協業がある今なら十分に復活可能だと筆者(自動車ジャーナリスト 吉川 賢一)は考えます。

「乗用車感覚あふれる本格4WD」というコンセプトで大ヒットした本家パジェロの魅力を、軽自動車サイズに凝縮するという分かりやすいコンセプトで1994年に登場した初代パジェロミニ。

 当時、既に有名だった軽本格オフローダーのスズキ「ジムニー」に対抗するべく、パジェロミニには通常の軽を超えた本格的なメカニズムが多く投入されていました。

 大型フレームをビルトインしたモノコック構造の高剛性ボディを採用し、エンジンは排気量660ccながら、1気筒あたり5バルブを採用する4気筒DOHC20バルブインタークーラーターボを搭載(自然吸気エンジン車はは1気筒あたり4バルブのSOHC)。

 4WDモデルには、走行中に2WD/4WDの切り替えが可能なイージーセレクト4WDを採用し、サスペンションはフロントにマクファーソン・ストラット、リアは5リンク式コイルスプリングを採用するなど、オフロードでの高い走破性もしっかりと確保されていたモデルでした。

 残念ながら2012年に生産終了となったパジェロミニですが、スズキ「ジムニー」が世界的に有名なモデルとして現在も販売継続していることを考えれば、パジェロミニの復活もあってもよいのではと思われます。

 三菱といえば、2023年に発売となった「デリカミニ」がヒットしています。

 50年以上の歴史を持つ名車「デリカ」の名を冠して登場したデリカミニは、2023年5月にマイナーチェンジを受けた「eKスペース」の派生モデルですが、ベース車のイメージを見事に払しょくすることに成功しました。

 特徴的なエクステリアデザインを採用したほか、4WDモデルでは独自チューニングしたダンパーを組み合わせた専用の足回りを採用することで、名車デリカの名に恥じないモデルに仕上げました。

 次期パジェロミニも、このお作法に則って仕上げたいところです。

■専用プラットフォーム開発は現実的ではないが…別の方法も有り得る!?

 しかしクロカン走行に耐えうる強い車体と、ストロークのあるサスペンションを備えた軽規格のシャシーがありません。

 いっそのこと“新型”パジェロミニは、日産「サクラ」/三菱「eKクロスEV」をベースとしたEV(電気自動車)「パジェロミニEV」として、新たな歴史を刻むのが良いのではないかと筆者は考えます。

復活に期待! 写真は三菱「パジェロミニ」(初代)復活に期待! 写真は三菱「パジェロミニ」(初代)

 EVは万が一の事故の際にバッテリーを守るため、一般的なガソリン軽とは比べ物にならないほどに強靭なボディを持ちます。

 このボディに、長いストロークがとれるサスペンションと大径タイヤを装着すれば、名車パジェロの名に恥じない次世代の新しいパジェロミニとなるのではないでしょうか。

 外装パーツ追加や足回りを強化して本格オフローダー仕様とした「パジェロミニEV“エボリューション”」なんて企画があったら、なお面白くなりそうです。

 EVはまた、動き始めに強いトルクを発生できる電気モーターのおかげで、低ミュー路での発進や、クロカン走行にも適しています。三菱得意の緻密な4輪駆動制御技術も活かせるでしょう。

 既存のeKクロスEVのバッテリーのままだと、150km程度の航続距離は大きなネックとなりますが、大柄なSUV化することで、床下にさらに多くのバッテリーを追加するのも容易でしょう。

 とはいえ、この点だけはさらに革新的な技術の導入にも期待したいところです。

※ ※ ※

 エクステリアデザインは、同社の新型ピックアップトラック「トライトン」をぎゅっと凝縮したようなタフなデザインが良いでしょう。

 トライトンはスタイリッシュで厳つさもあってかっこよく、また海外ではトライトンをベースにしたSUVモデルを「パジェロスポーツ」と名乗ってきた経緯もあります。

 日産としても、かつて「KIX(キックス)」としてパジェロミニのOEM供給を受けてきたように、今回もOEM供給を受けることができれば、軽EVの幅を広げられるというメリットがあります。

 今は表記の異なるコンパクトSUV「KICKS(キックス)」があることから名前は変える必要がありますが、

「パジェロあってのパジェロミニ」ということはありますが、その御本家パジェロにも復活のウワサがあります。

 ぜひ「親子」で復活してくれることを期待したいです。

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