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“地獄渋滞”町田市街を丸ごとスルー!? 「新町田街道」延伸開通から1年…約9割が「効果実感」いよいよ「多摩モノレール延伸」区間へ!?

くるまのニュース / 2025年1月27日 14時50分

東京都建設局は2025年1月22日、「新町田街道」の延伸開通区間である旭町工区(延長800m)の開通効果を発表しました。

■「新町田街道」旭町工区

 東京都建設局は2025年1月22日、「新町田街道」の延伸開通区間である旭町工区(延長800m)の開通効果を発表しました。

 新町田街道は、相模原・町田エリアの新たな東西軸となるべく、整備が進められている都市計画道路の総称です。

 国道16号は横浜市と相模原、八王子方面をつなぐほぼ唯一のルートで、交通集中によりパンク状態。4車線道路ですが、信号に次ぐ信号で慢性的な混雑が発生しています。

 JR横浜線の北側を並行する町田街道は、旧態依然とした2車線のままで、生活道路の域を出ません。

 そこで町田街道を改良・バイパスするのが「新町田街道」です。桜美林大学から西側は町田街道の拡幅で、東側は新ルートで南町田の国道16号へつなぐ計画となっています。

 桜美林大学から徐々に東へ延伸開通していき、2024年2月には木曽団地から町田市民病院までが開通。町田街道と合流する形となって、今に至ります。

 町田駅から西進してくると、もともと町田街道は、町田市民病院で左に折れ曲がっていました。しかし交差点の構造変更で、そのまま直進して開通したばかりの新町田街道へ入るのがメインルートとなりました。

 ※ ※ ※

 さて今回、都はこの延伸区間の開通6か月の整備効果を発表。

 それによると、並行する町田街道の交通量は約2割減少し、12時間あたり1万231台に。桜美林大学から町田警察署までの通過時間は、朝8時で20分から16分に短縮されたといいます。

 実際に利用している住民の反応では、73%が「時間短縮を実感」したとし、88%が「快適性向上を実感」、74%が「歩行空間の安全性や快適性が向上」したという結果でした。

 またバス会社からは「市民病院前から木曽住宅の間について、時刻表通りに運行できるようになった」という声も。

 ※ ※ ※

 気になる今後の計画ですが、町田街道に合流して終わりではなく、町田市民病院からさらに北東へ独立ルートを取り、町田街道と再び並行していきます。その最初の約1km「高ヶ坂I期」工区は2021年に事業化。調査設計が進められています。

 ここから先は、多摩都市モノレールの町田延伸のルートにもなっていて、道路中央部にモノレールの高架が抜けていく計画となっています。新町田街道としては、原町田地区を抜けて、JRおよび町田街道と交差して南下し、南町田駅付近へ向かいます。南町田側も2014年に事業化済みです。

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