1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

約840万円の超高級「“軽”自動車」!? 500kg以下の「超軽量”2人乗り”スポーツカー」公開! スッキリデザインがカッコいい「ケータハム170R」TASに登場

くるまのニュース / 2025年1月24日 13時30分

2025年1月10日から12日まで、毎年恒例のイベント「東京オートサロン(TAS)2025」が開催されました。さまざまなカスタムカーが登場するなか、輸入車の最新軽量スポーツカーも並んでいました。どのようなクルマでしょうか。

■究極のライトウェイトスポーツが「TAS2025」に登場!

 2025年1月10日から12日までの3日間、世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン(TAS)2025」が開催されました。
  
 さまざまなチューニングマシンやドレスアップカーが登場するなか、輸入車の最新軽量スポーツカーも並び、来場者の注目を集めていました。

 オープンルーフでドアがない独特なデザインをもつ、英国の自動車メーカー「ケータハム」は究極のライトウェイトスポーツカーブランドとして知られます。

 中でも軽量な「セブン170」は、2014年12月に登場し大成功した「セブン160」の生産終了に伴い、2021年9月23日、ケータハムとして史上最軽量となる量産車として発売されたモデル。

 ロード志向の170Sと、サーキット志向の170Rの2種がありますが、TAS2025には、さらにレーシーに仕上げられた170Rが出展されていました。

 セブン170のボディサイズは、全長3100mm×全幅1470mm×全高1090mm、ホイールベース2225mmで、乾燥重量はわずか440kg。

 スズキの「ジムニー」用エンジンである660cc3気筒ターボエンジンを搭載し、1トンあたり193psという驚異のパワーウエイトレシオを達成しています。

 トランスミッションは5速MTで、0-100km加速はわずか6.9秒、最高速度は160km/h。

 日本では軽自動車の規格に準拠しているので、珍しい黄色ナンバーの輸入車となります。

 セブン170には、ロード志向の170S(811万8000円)と、サーキット志向の170R(839万3000円)という2種類があります(価格は消費税込み)。

 なかでも170Rには、スポーツサスペンションパックのほか、14インチJunoブラックアロイ&ポリッシュドリップホイール、クッションのないコンポジットレースシート、4点式レースハーネス(3点式シートベルトも搭載)、LSD、Momo製ステアリングホイール、カーボンダッシュボードなど、数多くのレーシーなパーツが標準装備されています。

 今回のTAS2025にはこのセブン170Rが出展されており、展示車にはさらに、サーキット走行を考慮したオプションのロールゲージも装着されていました。

 ケータハムカーズジャパンの森田 恭平氏によると、日本で2年ほど前から発売開始となった170Rは、順調に売れているとのこと。

 荷物エリアはほとんどなく、屋根も簡素な幌製でエアコンレス(もわっと温まるヒーターはある)。価格もセブン160よりも上がり、800万円台にまでなってしまいましたが、主に年配の方がセカンドカー、サードカーとして買っていくとのこと。

 また、これまでもケータハムセブンのオーナー会やSNSコミュニティはありましたが、これからはケータハムが主催して、ツーリングや交流会など、オーナーさんに遊びの場を提供する企画も検討していると話します。

※ ※ ※

 森田氏によると、日本では年間100台~150台を販売する予定で、現時点の納期は1年半から2年くらいだといいます。

 一般的なライン製造方式ではなく、専任のビルダーが一台ずつ組み上げるので時間はかかりますが、一台一台が丹精込められている(車両にはビルダーの名前が刻まれている)というストーリーもこのクルマにはあります。

 実用車ではなく、価格も高価なケータハムですが、究極のスリリングかつエキサイティングなライトウェイトスポーツカーは、クルマ好きならば、一度は味わってみたいものです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください