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120万円安い! トヨタ「“新”アルファードX」発売! 待望の8人乗り「最安モデル」が追加! 上級仕様と違っても中身は「十分すぎる」! 実際どんな人が買ってる?

くるまのニュース / 2025年1月27日 7時10分

トヨタ「アルファード」のハイブリッドモデルに、8人乗りの「X」が追加されました。果たしてどのような人が購入しているのでしょうか。

■お手頃なアルファード「X」 どんな人が買ってる?

 トヨタの高級ミニバン「アルファード」に、8人乗りのハイブリッドモデル「X」が追加され、2025年1月7日に発売しています。
 
 比較的手頃な8人乗りモデルは、果たしてどのような人が購入しているのでしょうか。

 2023年6月、現行型のアルファードと姉妹車「ヴェルファイア」がフルモデルチェンジし発売されました。アルファードは通算4代目、ヴェルファイアが3代目です。

 ボディサイズは一般的な機械式駐車場の制限サイズ(全長5000mm×全幅1850mm以下)に収まるサイズを維持しつつ、堂々としたスタイルを実現。ひと目でアルファードと分かるスタイリングを持っています。

 そして、2024年12月に現行型初の一部改良が行われ、装備の充実化やプラグインハイブリッド(PHEV)の設定などが実施されました。

 その際、アルファードは7人乗りの上級版しかなかったラインナップに、8人乗りのエントリーグレードであるXが追加され、従来のハイブリッドモデルより120万円も安価な、510万円という価格設定が注目されています。

 エンジンおよびトランスミッションは、2.5リッターガソリンハイブリッドにCVTが組み合わされ、駆動方式は「E-Four」の4WDのみです。

 そんなアルファードXですが、実際のところ、120万円も価格を抑えているだけに、内外装ともに装備が簡略化されている点は仕方がないといわざるを得ません。

 一例として、外装ではシーケンシャルターンランプやデイタイムランニングランプ、フォグランプ、オートレベリング機能などが省かれ、フロントドアガラスもUVやIRカット機能が省略されています。

 また内装についても、ダッシュボードは合成皮革巻きではなく、専用のグラファイトメッシュパターンを採用し、ステアリングホイールはヒーターや電動調整機能が省かれています。

 1列目シートはマニュアル調整式で、ヒーターやベンチレーション機能も省略されています。

 しかしそれでも「トヨタ セーフティ センス」や大型のディスプレイオーディオを標準装備している点など、必要なポイントはしっかりと押さえられており、魅力的なモデルであることは確かです。

■実際の購入層は? 何が決め手?

 そんな注目グレードのアルファードX、実際にはどのような反響があるのでしょうか。首都圏にあるトヨタディーラーA店のスタッフは以下のように話します。

「少しでも現実味のあるアルファードが追加されたということで、いわゆる、子だくさんなご家族に大変喜ばれています。

 それまでは先代型のヴォクシーにお乗りのお客様で、3人目のお子さんが生まれたことを機に、より大きなミニバンということでアルファードが選択肢に挙がったそうです。

 お子さまが3人以上いらっしゃるご家庭だと、ミニバンでも選択肢が限られてくるんです。ご主人が運転して、奥さまがセカンドシートに座ってお子さまたちの面倒を見る。豪華なシートよりも車内を移動しやすいシートの方がありがたいそうです」

トヨタ「アルファード」の8人乗り・最廉価モデル「X」トヨタ「アルファード」の8人乗り・最廉価モデル「X」

 アルファードの魅力として、2列目シートの豪華さが挙げられます。3人がけではなく、広いスペースを2人がけの独立式にすることで、VIPやゲストが乗ってくつろげるようになっています。

 しかし、8人乗りでは一般的な3人がけになるので高級感は薄れますが、子育て中の家族としては使い勝手がいいのかもしれません。

「高級ミニバンとしてのアルファードではなく、家族が快適に移動するための選択肢としてアルファードを選ぶといった使い方をお望みのお客様には、8人乗りのXはベストな選択肢といえますね。

 ただ、人気モデルのため、納期は目安として半年〜8ヶ月程度とお伝えしています」(トヨタ販売店A店スタッフ)

 また、別の販売店B店のスタッフは以下のように話してくれました。

「20代のお若いご夫婦で、お子さんが生まれたらアルファードで旅行に行きたいというご希望がおありでした。しかし、2023年にフルモデルチェンジした現行モデルは先代型よりも全体的に高額になってしまいました。

 家のローンもあるし、さすがに諦めて他のクルマにしようか…と思っていたタイミングでハイブリッドXのグレードが追加されたことを知り、ローン審査がクリアできたらという条件で契約を試みたところ、見事通過。

 それまでは10年落ちの中古車に乗ってコツコツとアルファード貯金をしてきたそうです。こうして念願のアルファードオーナーになれたと大変喜んでいらっしゃいました」

 高級ミニバンの地位を確立したアルファード、そしてヴェルファイア。

 若い世代の間では「アルファードに乗りたい!」と、アルファードのブランド力が絶大なようです。ただし現行型は高額になってしまい、さらに手の届かない存在に。

 そんななか登場したXは、アルファードとしては少し装備が限られるものの、これで十分だという人も少なくないようです。

 SNSでは一部ネガティブなコメントも見受けられますが、クルマとして申し分ない仕上がりであることは間違いありません。

 名車に乗ると他に乗りたいクルマが見当たらないといった話もありますが、もしかするとアルファード/ヴェルファイアもその域に到達しているクルマといえそうです。

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