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トヨタ「背高“9人乗り”ミニバン」に反響多数! 「カクカク」デザイン×スライドドアに「大きな“シエンタ”みたい」の声も? 純正「車中泊」仕様もある「“欧州版”ハイエース」こと「プロエース」に熱視線集まる!

くるまのニュース / 2025年1月27日 6時10分

トヨタの商用バン&ワゴンといえばワンボックスタイプの「ハイエース」が知られていますが、欧州では「プロエース」がその役目を果たしています。日本未発売の“欧州版”ハイエースに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。

■「日本に導入してみても良いのでは!?」との声も

 トヨタの商用バン&ワゴンといえば、国内ではワンボックスタイプの「ハイエース」が主力ですが、欧州では「プロエース」がその役目を果たしています。
 
 日本未発売の“欧州版”ハイエースに対し、SNSなどでは多くの声が集まっています。

 トヨタの欧州部門で販売されるミドルクラスの商用バンおよび3列シートミニバン、プロエースシリーズ。

 ワンボックス(箱型)スタイルのハイエースとは異なり、フロントにエンジンを横置きにしたFFレイアウトがプロエースの特徴です。

 2013年より販売を開始し、現行モデルは2016年登場の2代目。欧州で提携を結ぶステランティスグループからOEM供給を受けています。

 ボディサイズは、全長約4700mmから5300mm、全幅1920mm、全高1899mm。ロング版はハイエース スーパーロング(全長5380mm)やラージミニバン「グランエース」(全長5300mm)に相当します。

 商用仕様は前席3人掛けシートを標準装備し、最大6.6立方メートル、1400kgのクラス最大積載量を有します。

 一方3列シートのワゴンモデルは「プロエース ヴァーソ」の車名が与えられ、最大で3列・9人乗り仕様を用意しています。

 加えて、純正の本格的なキャンピングカー仕様が設定されているのも、国内のハイエースでは見られない特徴として挙げられるでしょう。

 パワートレインにはガソリンエンジンやディーゼルエンジンに加え、BEV(バッテリーEV:電気自動車)の「プロエース Electric(エレクトリック)」も2021年に追加されました。

 2023年11月には、大規模なマイナーチェンジを実施しています。

 最新世代のプロエース Electricは、バッテリー技術の向上により最大航続距離約350kmをマークし、これまでのモデルよりも20km増加しているといい、充電も45分間の急速充電で0%から80%までの充電が可能となりました。

 エクステリアデザインも刷新され、すっきりしたフロントマスクに生まれ変わったほか、グレードによりフルLEDヘッドライト、アルミホイールなども設定します。

 室内もステアリングホイールデザインを一新したほか、最新のインフォテインメントシステムやスマートフォンとの連携強化などといったコネクティッド機能も搭載可能としました。

※ ※ ※

 日本未発売の“欧州版”ハイエースに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。

 多かったのは「大きなシエンタみたい」「商用車だけどビジネスライクではないね」など、欧州独自の洗練されたデザインに興味を示す声でした。

 一方「サイズが大きいのが難点」「日本ではハイエースの(4ナンバー)標準ボディが最強」と、サイズ感に難色を示す意見も。

 ただ、国内では現行型ハイエースが20年にわたって生産を続けており、「そろそろ新しいハイエースが出ないのか」との声もあり、「試しにプロエースを入れてみても良いのでは」とのコメントも見られます。

 車中泊仕様やBEVなど、日本のハイエースにはない仕様を限定的に導入するのもアリかもしれません。

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