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ホンダ新「コンパクト“ミニバン”」発表! 全長4.3m級の「最高にちょうどいい」ボディ採用! SUV仕様もある「新フリード」何が変わった?

くるまのニュース / 2025年1月27日 13時10分

2025年1月20日、ホンダは「フリード」の新たな一部改良モデルを発表しました。変更点は何なのでしょうか。

■フルモデルチェンジから半年で実施された一部仕様変更

 2025年1月20日、ホンダは「フリード」の新たな一部改良モデルを発表しました。

 フリードは、ホンダが製造・販売するコンパクトミニバンで、初代は2008年5月に「モビリオ」の後継車としてデビューしました。現行モデルは、2024年6月にフルモデルチェンジを受けた3代目となります。

 3代目のボディサイズは、全長4310mm × 全幅1695・1720mm × 全高1755(2WD)・1780(4WD)mm、ホイールベース2740mmで、5・6・7人乗りを設定しています。
 
 現行モデルから、標準モデルとなる「AIR(エアー)」と、SUVルックの「CROSSTAR(クロスター)」の2モデル体制となりました。

 エクステリアデザインは、水平基調のキャラクターラインが車体を一周し、タフで安心感のあるものとなっています。エアーは”凜”とした美しさを、クロスターはアクティブな力強さを表現しています。

 インテリアは、直線と曲線を組み合わせたデザインで、広々とした開放感を提供します。 エアーは明るく広々とした空間を、クロスターはしっかりとした感覚を感じさせる内装色を採用しています。

 パワートレインは、ガソリン車が最高出力118PS・最大トルク142N・mを発生する直列4気筒1.5リッター&CVT、ハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」が最高出力106PS・最大トルク127N・mを発生する直列4気筒1.5リッターに、最高出力123PS・最大トルク253N・mを発生する電気モーターを組み合わせています。駆動車は、2WD(FF・前輪駆動)と4WDをラインナップしています。

 フリードは2024年6月にフルモデルチェンジを受けたばかりですが、半年ほどの短いスパンで一部改良の発表となりました。

 今回の一部改良は、新たな外装塗料の採用、安全・運転支援機能の充実化、車両価格の変更が実施されました。なお、そのほか内外装デザイン等の変更はありません。

 新しい外装塗装は、塗料に使用されるクリア材を、これまでのアクリルメラニンクリア素材から、より機能が向上したクリア材に変更されました。

 これによって、ボディーの艶感が増し、耐久性は従来よりも1.5倍向上したとのことです。なお、ボディカラーラインナップには変更がないようです。

 安全・運転支援機能では、これまで「AIR EX」「CROSSTAR」グレードの6人乗りモデルに設定されていたアダプティブドライビングビーム、後退出庫サポート、マルチビューカメラシステム、LEDアクティブコーナリングライトのメーカーオプション設定を、AIR EX、CROSSTARすべてのタイプとスロープ仕様車へも設定できるようになりました。

 e:HEVモデルの車両価格は、302万2800〜360万2500円となり、それまでの285万7800〜343万7500円から、約16〜23万円ほど高くなっています。これについてホンダは、「原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴う価格改定」と伝えています。

 また、一部改良モデルの実際の発売日は、2025年2月6日と発表されています。

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