新車200万円以下! ホンダ新型「斬新“2人乗り”軽バン」が凄い! 画期的「タンデムシート」仕様がめちゃ変わってる! 実用性最強な「新発想モデル N-VAN e:」設定の理由とは
くるまのニュース / 2025年1月30日 17時10分
ホンダの新型軽商用EV「N-VAN e:」に、斬新な2人乗りが設定されています。一体どのようなモデルなのでしょうか。
■ホンダの新型「タンデム軽バン」 縦2座以外にも利点
軽バンは主に配送業界で支持されており、なかでもEV(電気自動車)の軽バンは環境に配慮しつつも、力強いパワーや高い静粛性などの特徴が活かせるとして、注目を集めています。
そんなEVの軽バンとして、ホンダが2024年10月に発売した新型軽商用EV「N-VAN e:(エヌバンイー)」がありますが、ラインナップには斬新なシート配置の2人乗りのモデルが設定されています。
新型N-VAN e:は、ホンダが2018年から販売している軽商用バン「N-VAN」をベースにした電気自動車です。
ベースとなったN-VANは、独自の「センタータンクレイアウト」採用で低床かつフラットな室内を実現。さらに左側センターピラーレス構造、床下格納の助手席によって広大な室内空間を実現し、好評を博しています。
N-VAN e:は、このN-VANの特徴に、EV独自の高い環境性能や静粛性、給電機能などがプラスされたモデルです。
パワートレインは39kWの電気モーターと82.7Ahのバッテリーを組み合わせ、一充電航続可能距離は245km(WLTCモード)と、N-VANターボエンジン車と同レベルの力強い走行性能を誇り、配送業務にも十分対応する容量も両立。
パワーユニット自体は小型化し、さらに薄型バッテリーの採用や高電圧部品の集中配置により、N-VANと変わらない荷室空間を実現しています。
給電は3.2kW/6kW普通充電で、上級モデルでは50kWの急速充電にも対応。急速充電ではわずか30分ほどで80%まで充電することができ、配送業務での実用性にも配慮されています。
このほか、冬季にバッテリーを加温して航続距離の伸長を図る機能や、1500W対応の外部給電機能、リモート充給電の設定が可能なコネクテッド機能「ホンダ コネクト」も設定しています。
先進機能では、衝突被害軽減ブレーキやリアパーキングセンサー、前席SRSサイドエアバッグを全車で採用し、上級モデルには「ホンダ センシング」を標準装備し、安全性能を高めています。
デザインはN-VANとほぼ同等ですが、フロントグリルには使用済みホンダ車に由来するリサイクル材を用いて環境性能を表現したほか、充電リッドを備え、取り回し性にも配慮しました。
インテリアは、強度を保ち、頑丈なコンテナらしさを表現した縦ビード(凹凸)をあしらい、道具っぽさの表現とトリムの肉薄化を実現。室内空間の拡張にも役立っています。
ラインナップは、「e:L4」「e:FUN」「e:L2」「e:G」の4グレードを用意しています。
このうち、e:L2は機能性を重視した非常にシンプルな2人乗りタイプです。
軽バンの2人乗り仕様は一般的であり、リアシートを撤去することで、そのぶん積載量を増やすことができますが、e:L2ではかなり変わった「タンデム」式のシート配列になっているのです。
これは、N-VAN/N-VAN e:の特徴である左側ピラーレスの大開口を活かすためだといいます。
たとえば、配達時に路上駐車する際、助手席側に荷物をいっぱい満載でき、さらに乗り降りも助手席側から行えると、非常に効率のよい動きができます。
いっぽう、運転席以外を完全になくしてしまうと、非常時や作業の手伝いなど、万が一誰か乗せないといけない状況になった際に困ることから、スペースを取らず、かつN-VANの特徴を最大限活かせる縦2人乗りの配置になったのです。
助手席がなくなったことで、助手席側インパネを削減。エアバッグも非装着とし、助手席取り付け部も撤廃することで、コストダウンと120mmの低床化を実現。長さ2.47mの脚立をそのまま収納することができるという利点も生まれています。
新型N-VAN e:の価格(消費税込)は243万9800円から291万9400円。このうちe:L2は254万9800円となっています。
事業者用補助金を適用する場合、全グレードで200万円を切る価格設定で、さらに各地方自治体で設定されている補助金などを使うと、さらに安く購入することができます。
なおe:L2の取り扱いは、本田技研工業 法人営業部およびホンダの新車オンラインストア「Honda ON」限定となっています。
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