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トヨタ新「2ドアスポーツカー」日本初公開へ! 「大幅馬力アップ」&“専用エアロ”盛り沢山! 生産終了前の完熟モデル「スープラ A90ファイナルエディション」大阪オートメッセに登場!

くるまのニュース / 2025年2月1日 8時10分

TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)が「スープラ」の一部改良モデルと同時に発表した特別仕様車「A90 ファイナルエディション」が、2025年2月の「大阪オートメッセ2025」で国内初公開されます。一体どのようなクルマなのでしょうか。

■スープラ最後の「特別仕様車」が日本初公開へ!

 2025年1月28日にTOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)は、同年2月7日から9日までインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されるカスタムカーの祭典「大阪オートメッセ2025」の特設専用Webページを公開しました。
 
 そこでは、2024年11月28日に発表されたトヨタの2ドアスポーツカー「スープラ(GRスープラ、以下A90スープラ)」の特別仕様車「A90 ファイナルエディション」が、国内で初披露されることが明らかになりました。
 
 現行スープラの生産終了にともない、その最後を彩るA90ファイナルエディションとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

 A90スープラは、2019年に5代目スープラとして登場。

 4代目から17年ぶりの復活を果たし、TGRの「GR」シリーズ初のグローバルモデルとして注目を集めました。

 直列6気筒エンジンとFRレイアウトを継承しつつ、BMWとの共同開発によるプラットフォームを採用し、高いパフォーマンスを実現しています。

 登場以来、2020年と2022年の改良を経て進化を続けてきましたが、今回のA90ファイナルエディションはその集大成となるモデルです。

 エクステリアでは、TGR Europe(TGR EE)が手掛けた空力性能の向上が大きな特徴です。

 カーボン素材を使用したフロントスポイラー、フロントカナード、フロントセンターフラップを採用し、空気抵抗を低減。

 さらに、スワンネック構造のカーボン製リアウイングを装備し、ダウンフォースと空気抵抗のバランスを最適化しました。

 新たに追加されたカーボン製ボンネットダクトは、インナーダクトの脱着によってエンジン冷却性能を向上させる役割を果たします。

 タイヤには、ミシュラン製「パイロットスポーツ CUP 2」を装着。

 フロントは265/35ZR19、リアは285/30ZR20とし、拡幅することで高いグリップ力を確保。

 さらに、TGRロゴを刻印したフロント19インチ、リア20インチの軽量ホイールと組み合わせ、軽量化と剛性向上を両立しています。

 インテリアには、レカロ製カーボンフルバケットシート「RECARO Podium CF」を採用。

 ドライバーをしっかりとホールドする設計で、Gのかかる状況下でも正確な操作をサポートします。

 シートはドライバー席を赤色で統一し、コクピットデザインを際立たせています。

 また、ステアリングやセンターコンソール、シフトノブなどにアルカンターラ素材を使用し、高級感を演出。

 専用カーボンスカッフプレートや赤いシートベルトも特別感を高めています。

 パワートレインでは、3.0リッター直列6気筒エンジンの出力を387PSから435PSに向上。

 最大トルクも500Nmから570Nmに強化され、よりシャープな加速性能を実現しました。

 エンジンオイルパンにはバッフルプレートを追加し、オイルの偏りを抑えることで冷却性能を向上させています。

 シャシの改良も顕著です。

 アクティブディファレンシャルの制御を最適化し、より安定したコーナリング性能を実現。

 アクラポヴィッチ製の軽量チタンマフラーを採用し、迫力のあるエキゾーストサウンドを生み出します。

 ブレーキシステムにはブレンボ製19インチブレーキを採用し、高性能ブレーキパッドとフローティング構造のドリルドディスクを装備。

 ステンレスメッシュのブレーキホースによってブレーキフィールを向上させています。

 サスペンションには、GRスープラGT4にも使用されるKW製サスペンションを導入。

 減衰力調整機能を備え、前後スタビライザーを強化することで限界性能を高めています。

 フロントロアアームには強化ゴムブッシュ、コントロールアームにはピロボールジョイントを採用し、剛性と応答性を向上。

 リアサブフレームにはアルミリジッドマウントを採用し、よりダイレクトな走行フィールを実現しています。

 車体剛性の強化も行われており、フロントカウルブレースの補強、フロントおよびリア床下ブレースの追加、車内には強化型ラゲージクロスバーを設置し、安定性と操作性を向上。

 EPS(電動パワーステアリング)の制御も最適化され、より直感的なステアリングフィールを提供します。

 このように、空力性能、パワートレイン、足回り、車体剛性に至るまで徹底的な改良が施され、A90ファイナルエディションはA90スープラの最高峰とも言える仕上がりとなっています。

 本モデルは、日本と欧州で300台限定販売。欧州では2025年春に発売予定であり、日本での発売時期は現在検討中とされています。

 ※ ※ ※

 TGRは大阪オートメッセ2025でA90ファイナルエディションのほか、同じくスープラの「GRスープラ GT500 スーパーGT GT500クラス車両」、開発中のエアロパーツを搭載したコンセプトモデル「GRヤリス エアロパッケージ(プロトタイプ)」、豊田章男氏の愛車であるスズキ「ジムニー」など、全6台の車両を展示するとしています。

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