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白バイならぬ「黄バイ」が存在! 一体何してる? “警察”みたいだけど「速度違反」は捕まえるの? 都内に出現する「激レア・精鋭バイク隊」の正体とは

くるまのニュース / 2025年2月9日 9時10分

交通取り締まりをする「白バイ」ならぬ「黄バイ」というものが存在します。一体何者なのでしょうか。

■都心で見かける「黄バイ」 一体何者?

 交通取り締まりをする「白バイ」は一般的な存在ですが、実は同じ緊急車両のバイクに「黄バイ」というものが存在します。
 
 一体どのようなもので、何をしているのでしょうか。

 黄バイの正体は、首都高全線の道路管理・パトロールを担当する「首都高パトロール」のバイク部隊です。

 道路トンネルとして日本最長となっている中央環状線 山手トンネルが2007年に整備されたタイミングで配置されました。

 通常、首都高上でトラブルが起きた時、道路の管理をする黄色いSUVのパトロールカーが現場に向かいますが、これがトンネル内だと通行車両が滞留してしまい、通れるスペースがなくなって現場に行くことが非常に困難になります。

 いっぽうバイクは車体が小さく、機動性が非常に高いことから、周りの滞留車両に巻き込まれずに急行できるのです。

 その後、交通整理を行うとともにトンネル入り口の閉鎖、避難誘導、初期消火を行うことが役目となっています。白バイのように交通違反の取り締まりは行いません。

 通常は基地に待機しており、トラブルが発生したときのみ急行する点では、通常のパトロールカーとは異なっています。

 装備は基本的に白バイに近く、赤色灯やサイレンのほか、後部に大きな収納ボックスが設けられていますが、黄バイでは車列を誘導するための拡声器が後ろ向きに備わっていることが特徴です。

 なお、警察や消防などを除いた民間企業で、緊急車両としての指定を受けたバイクはこの黄バイのみ。全国でも非常に珍しい存在です。

※ ※ ※

 ちなみに、使用車両はホンダの「CB400SB」でしたが、2024年にBMWモトラッドが「F900 XR」を3台納入。

 首都高のパトロール車両としては初の輸入二輪車で、順次、CB400SBを置き換えていく方針です。

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