ホンダ「最新型“2階建て”フリード!?」初公開! 超カラフルボディ×「パカッとルーフ」の“カスタム車中泊”仕様! ホワイトハウスキャンパーの“斬新”コンセプト「STYLE_iD」とは
くるまのニュース / 2025年1月31日 21時40分
2025年1月31日、ホワイトハウスキャンパーはホンダの最新版コンパクトミニバン「フリード クロスター」をベースとした新型キャンピングカーを初公開しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■フルオーダーという新しいキャンピングカーの買い方を提案
2025年1月31日、ホンダの最新版コンパクトミニバン「フリード クロスター」をベースとした新型キャンピングカーが初公開されました。これまでとはまったく異なるコンセプトで誕生したモデルだといいます。
製作した「ホワイトハウスキャンパー」にその狙いについて聞きました。
2025年1月31日から2月3日にかけて、「ジャパンキャンピングカーショー(JCCS)2025」が幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されています。
国内のキャンピングカーメーカーが一堂に会し、輸入車を含めたキャンピングカーやキャンピングトレーラー、カスタムモデルなどを展示するこのショーは、まさにキャンピングカーの祭典。今年は過去最大規模の423台が展示されています。
名古屋市名東区に本社を構え、輸入車ディーラーやキャンピングカー事業を行うホワイトハウスグループの一部門であるホワイトハウスキャンパーも、キャンピングカーショーの注目出展社のひとつ。
ホンダ「N-BOX」や「N-VAN」といった軽自動車から、ミドルクラスミニバンのトヨタ「ノア/ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」、近年注目を集めるフィアットの大型商用バン「デュカト」まで、様々な車種をベースにしたキャンピングカーを用意しています。
そんななか同社はJCCS2025で、新しいプロジェクト「Style_iD(スタイルアイディー)」のコンセプトを反映したホンダの最新ミニバン「フリード クロスター」のキャンピングカーを4台展示。大きな話題を呼んでいます。
Style_iDはキャンピングカーに与えられた固有の車名ではなく、「全く新しいキャンピングカーの買い方」のサービス。
同社では、「ID=identify=個人を識別する」という意味から、カスタムの選択肢(=Style)を駆使して、世界に一台の自分だけのクルマ(=iD)を創り上げ、「本当の自分らしさを手に入れて欲しいという願いを込めている」とアナウンスしています。
そしてStyle_iDプロジェクトの第一弾には、「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことも記憶に新しい、フリードのSUV風モデル「クロスター」が選ばれました。
カスタマイズのステップは実にシンプルです。
まずはスマホからもアクセスできる、登録不要の専用サイトで自分好みの仕様をカンタンシミュレーション。同サイトでは、仕様に応じた概算の価格も随時表示されます。
そして完成したクルマの画像と概算費用を、ホワイトハウスの担当部署にメールで送ります。
カスタマイズできる箇所は、ボディカラー20色、エクステリア19箇所、インテリアは6箇所に及ぶため、その組み合わせは天文学的な数値に。
たとえばボディカラーなら、メインの色、車体上部の色、ミラーの色、フォグランプカバーの色、グリルの色などをそれぞれ選択可能です。
ボディカラーの変更は塗装ではなく、フィルムを用いています。仕上がりは極めて美しく、塗装と言われても気がつかないほど。
塗装としなかったのは、個性的なカラーリングを選んでもフィルムなら剥がすことができ、数年後にフリードを手放した際、リセールバリューで有利に働くのを見越したためです。
インテリアもシートカバー・ベッドの色などを選べるほか、ホワイトハウスが製作するキャンピングカーの象徴的装備「ポップアップルーフ」の有無はもちろんのこと、ベース車両自体も2WD/4WD、ガソリン車/ハイブリッド車のe:HEVとそれぞれ選ぶことも可能です。
■カスタマイズは無限大! 「防災」に備えた仕様にすることも
Style_iDのコンセプトモデルとして展示された4台は、それぞれ4つの「スタイル」を提案しています。
小さな子供を一人持つ夫婦に向けたファミリーキャンパー向けの「WEEKEND TRAIL」、本格的なキャンプグッズを使うコダワリ男性ソロキャンパーをユーザーイメージとした「EARTH TREK」、女性ソロキャンパーユーザーを想定した「NATURE LOVER」、そして落ち着いたアダルトキャンパー「THREE WAY CAMPER」です。
「フリードクロスターStyle_iD」をベースにした防災仕様、その名も「防災くん」!
ちなみにStyle_iDでは、無限に近いカスタマイズが可能なため、展示されたモデルの各スタイルはあくまでもひとつの提案例でしかありません。
WEEKEND TRAILなどの名称も、販売時の固有名詞ではないと説明しています。
ところで、4つ目のモデルTHREE WAY CAMPERは「防災くん」とも名付けられており、災害時の避難先としてキャンピングカーで過ごせる「防災の備え」という側面も持ちます。
そのため防災くんには、後部のスライド式収納部に簡易トイレ・保存水・折りたたみ式の洗濯機などを収納。
また、側面には簡易的にシャワールームやトイレを覆う囲いを設置できるようになっており、避難時におけるプライベート確保にも配慮が行われています。
いざとなれば家族が数日、車内で生活できるように工夫されているのが大きなポイントです。
なおホワイトハウスキャンパーでは、1990年代にホンダ「バモス(2代目)」をベースにした初代「防災くん」を開発した実績があります。
同社では、今後さらに防災に関する取り組みを強化するとのことです。
※ ※ ※
1988年スタートという長い歴史を誇るホワイトハウスのキャンピングカー事業。JCCS2025でも、新たなステップを踏み出しました。今後の展開が楽しみです。
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