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全長わずか4.1m! MTで操れるトヨタの「“4人乗り”FRスポーツカー」がスゴかった! フルエアロで完全武装「S-FR レーシング」とは?

くるまのニュース / 2025年2月6日 16時10分

過去に開催された「東京オートサロン」ではさまざまなカスタムカーやコンセプトカーが登場しました。なかでも2016年にトヨタが公開した「S-FR レーシングコンセプト」とは、どのようなモデルなのでしょうか。

■小型スポーツカーにフルエアロ搭載で高性能化!

 2025年1月10日から3日間開催された「東京オートサロン2025」では、多くのメーカーやチューニングショップから多種多様のカスタムカーが展示され、大盛況のうちに幕を閉じました。
 
 これまでの東京オートサロンでも注目を集めたカスタムカーがたくさんありましたが、なかでも「東京オートサロン2016」でお披露目されたトヨタ「S-FR レーシングコンセプト」について、今でもユーザーからさまざまなコメントが寄せられています。

 S-FR レーシングコンセプトは、トヨタのライトウェイトスポーツの系譜を継承する「S-FR」をベースにしたカスタムモデルです。

 このS-FRは、「150万円で買えるFRスポーツ」という発想で開発された小型スポーツカーのコンセプトモデルで、「東京モーターショー2015」で世界初公開。ドライバーの意図に忠実にクルマが反応し、走る楽しさを追求したモデルとしてお披露目されました。

 S-FRのボディサイズは全長3990mm×全幅1695mm×全高1320mmと、全長4mを切るコンパクトな5ナンバーサイズのボディが特徴ですが、4人の乗車が可能となっています。

 外観は、ワイドスタンスかつロングノーズでスポーツカーらしさを強調しながらも、角が取れた丸みのあるフロントグリルや丸目ヘッドライトを採用するなど、親しみやすいデザインを採用。

 内装は、ブラックを基調にイエローのステッチやアクセントカラーを配置した、シンプルさと走りを予感させるスポーティなデザインとなっています。

 S-FRのエンジンは、フロントミッドシップに搭載、駆動方式はFR(後輪駆動)レイアウトを採用しました。

 エンジンスペックについては公表されていないのですが、最適な重量配分と独立懸架のサスペンションによって優れたコーナリング性能を実現するとされ、軽量かつコンパクトなボディを6速MTで操ることができます。

 東京モーターショー2015に展示されたS-FRも大きな話題を呼びましたが、東京オートサロン2016では、同車をレース仕様にカスタマイズしたS-FR レーシングコンセプトが登場。

 大きく張り出したオーバーフェンダーや、大胆なエアアウトレットを備えたエンジンフード、フロントアンダースポイラー、カナード、リアスポイラーといったカーボン製のエアロパーツを装着。サーキットにおいてハイパフォーマンスを発揮するデザインが採用されました。

 S-FR レーシングコンセプトのボディサイズは全長4100mm×全幅1735mm×全高1270mmと、ベース車よりもひと回り大きい3ナンバーサイズとなっていますが、そその一方で全高は50mmダウン。低さを追求することで、ワイド&ローの低重心スタイルを実現しています。

※ ※ ※

 東京モーターショーのS-FRに続き、東京オートサロンではカスタム仕様のS-FR レーシングコンセプトも登場したことから「発売間近か?」と期待されたものの、現在に至っても市販化は実現していません。

 今でもクルマ好きからは「これマジで欲しかった」「これが出てたらなあ」「このまんまで200万円以下ならすぐに買う」などと発売を望む声が絶えないコンセプトカーのひとつとなっています。

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