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新車113万円! スズキ「精悍顔“セダン”」が凄かった! 5速MTのみ&「3ナンバーボディ」でカッコイイ! リッター「23km」の超シンプルなインド向けモデル「ツアーS」とは

くるまのニュース / 2025年2月12日 12時50分

日本では数少ないコンパクトセダンでしが、インドには低廉かつシンプルなスズキ「ツアーS」というモデルが存在します。どのようなクルマなのでしょうか。

■必要最小限だけど邦貨換算「130万円切り」

 扱いやすい小さな車体に独立したトランクをもつコンパクトセダンは、フォーマルで落ち着いた印象を感じさせることから、高齢者層や営業車として支持されています。その一方で、日本においてはラインナップがごく少数に減っています。
 
 そんななか、インドでは非常に低価格のコンパクトセダンがラインナップされているのです。

 日本ではセダンの人気低迷が顕著になっていますが、アジア地域では現在も高級車の代表格として支持されています。特に、大型ボディが不要な途上国では小型ながらも存在感のあるコンパクトセダンが重宝される傾向にあるのです。

 このうち、スズキのインド法人マルチ・スズキが販売する「ツアーS」は非常に手頃な価格で展開されています。

 ツアーSはエントリークラスの営業車(タクシー)向けモデルで、現行型は2023年2月に発表された通算3代目。マルチ・スズキがインド市場で展開しているコンパクトセダン「ディザイア」をベースとしています。

 ディザイアは日本でも販売されているハッチバックの「スイフト」と同じプラットフォームを採用しており、実質的に「スイフトセダン」とも呼べる兄弟車です。

 ボディサイズは全長3995mm×全幅1735mm×全高1515mm、ホイールベース2450mm。

 エクステリアは4代目のスイフトやディザイアに基づいたものとなり、逆台形型のグリルや丸みを帯びたサイドウインドウを採用。シンプルながらも高級感と存在感を感じさせます。

 機能装備ではチルト調整可能なステアリングやマイクロフィルター付きマニュアルエアコン、フロントアクセサリー電源、全ドアのドリンクホルダーを装備。

 安全装備では、電子制御制動力配分システム(EBD)や横滑り防止装置(ESP)をはじめ、リバースセンサーやデュアルエアバッグ、ABS、車速感応ドアロックなどが標準装備されています。

 パワートレインは2種類用意され、最大出力113Nm・89馬力を発揮する1.2リッターガソリンエンジンと、98.5Nm・76馬力の同CNG(圧縮天然ガス)エンジンの両方を設定。いずれもトランスミッションは5速MTのみとなっています。

 燃費はガソリンモデルでは23.15km/L、CNGモデルでは32.12km/kgで先代モデルより21%向上しているといいます。

 なおツアーSの価格はガソリンモデルが65万1000ルピー(約113万円)、CNGモデルが73万6000ルピー(約127万円)からと、日本円換算で130万円を切る設定となっています。

※ ※ ※

 なお、ベースのスイフトは2023年12月にフルモデルチェンジを実施し、その後ディザイアも2024年11月に全面刷新が行われていますが、ツアーSは現行型がそのまま継続されています。

 日本国内での展開は一切予定されていませんが、新車価格が高騰するなか、控えめな装備や飾らないデザインで廉価な価格ということもあり、また現在では希少なコンパクトセダンであることから、もしかすると人気車種になりうるかもしれません。

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