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名古屋港にサイバー攻撃 ロシアのハッカー集団関与

共同通信 / 2023年7月5日 18時17分

名古屋港のコンテナターミナルに向け列をなすトラック=5日午後、愛知県飛島村

 名古屋港運協会は5日、名古屋港のコンテナ搬入を一元管理するシステムがサイバー攻撃を受け、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染、障害が発生していると明らかにした。ロシアを拠点とするハッカー犯罪集団「ロックビット3.0」が仕掛けたとしている。名古屋港は貨物取扱量が全国一で、自動車など製造業への影響が懸念される。

 愛知県警によると「金銭を払えばシステムを復旧する」との趣旨のメッセージが協会に届いた。

 協会によると、障害は4日午前6時半ごろ発生。トレーラーへのコンテナの積み降ろしができない状況が続いている。5日中にシステムを復旧させ、6日午前8時半からの作業再開を目指す。

 協会の職員が4日にパソコンの不調を確認後「ランサムウエアに感染している」との英語のメッセージがプリンターから印刷された。

 名古屋港はトヨタ自動車の輸出入拠点で、部品の積み込みや積み降ろしができなくなった。生産に支障はないが、トヨタは「部品の在庫を精査しながら生産への影響を注視していく」とコメントした。

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