京アニ事件4年、感謝胸に追悼 ファン「作品に救われた」
共同通信 / 2023年7月18日 18時39分
作品が人生を支えてくれた。その感謝を―。京都アニメーション放火殺人事件から4年となった18日、現場周辺や作品ゆかりの地には犠牲者を悼むファンの姿が多く見られた。それぞれの思いを胸に、亡くなった36人に祈りをささげた。
月命日に読経を続けてきた興禅寺(京都市伏見区)住職の藤沢めぐみさん(55)はこの日、折り鶴36羽が入った額縁を手に跡地を訪れた。和歌山県の女性から送られたもので、一つ一つ色が違う。「36人それぞれの人生なのかな」と思いを巡らせた。
幼なじみを亡くした広島市の竹田智紀さん(26)は初めて跡地を訪れ、手を合わせた。必死に絵の勉強をしていたこと、作品のエンドロールでその名前を見つけ涙が止まらなかったこと。そんな記憶がよみがえる。人生最期となった場所を見つめ「やっと会えたな」と心の中でつぶやいた。
京都市上京区の法科大学院生清田耕史さん(28)は「不登校の時に京アニ作品に救われた。その感謝を伝えに来た」。中国から訪れた余汐さん(18)は「クリエーターたちは無実で心が痛む」と話した。
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