東京湾でボート炎上、沈没 10人救助、1人軽傷

東京湾ボート火災現場

　19日午後1時ごろ、東京湾を航行中のプレジャーボートの乗船者から「エンジンから出火した。救助を求める」と118番があった。付近にいた民間船2隻が20～70代の男女10人を救助。30代の男性1人が足などに軽傷を負った。救助完了後、ボートは沈没した。東京海上保安部が原因を調べている。

　保安部によると、午前7時ごろに東京都江東区の係留施設「東京夢の島マリーナ」を出航した。正午ごろまで千葉県木更津市の沖合で遊覧し、帰る途中だった。

　現場は羽田空港から北東約6キロの付近。水深約8メートルの海中で沈没した船が見つかった。ブイを設置して航行する船舶に注意喚起している。