日体大柏高レスリング部でいじめ 強豪、インターハイ辞退へ

　千葉県柏市の日体大柏高レスリング部で昨年度以降、男子部員の間でいじめがあり、喫煙も確認されていたことが21日、同校への取材で分かった。男子は、全国高校総体（インターハイ）の団体戦で優勝5回の強豪。出場予定だった今夏の大会は、個人戦も含めて男子は全て参加を辞退する方針。同校は「再度、指導を徹底する。部のあり方を改善したい」としている。

　福田吉高教頭によると、いじめは昨年11月ごろ、聞き取り調査で把握。同校は部員のプライバシー保護を理由に、内容や関わった人数などの詳細を明かしていない。今年6月ごろには喫煙も分かった。