NY株反発、184ドル高 長期金利低下でIT株買い

ニューヨーク証券取引所

　【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比184.15ドル高の3万4472.98ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会（FRB）の利上げ長期化への警戒感が後退したことで米長期金利が低下し、相対的に割安感が意識されたIT株が買われた。

　半導体大手エヌビディアの業績に対する期待感もIT株を押し上げた。ダウ平均は一時250ドル近く上昇した。

　ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続伸し、215.16ポイント高の1万3721.03。