強制不妊、救済判決求め署名活動 訴訟支援団体、目標は100万筆
共同通信 / 2023年9月11日 21時54分
旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたとして、各地の障害者らが国に損害賠償を求めている訴訟で、支援団体「優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会」は11日、被害の救済や尊厳回復につながる最高裁判決を求める署名活動を始めた。目標は100万筆で最高裁に提出する。
11日に東京都内で記者会見した原告の北三郎さん(80)=仮名=は「失った私の体はもう戻ってこない。せめて(国の責任が)明らかになるまで闘い続けたい」と語った。同席した訴訟の弁護団の新里宏二弁護士は、被害救済が進んでいないとして「署名活動はありがたい。一緒に闘っていきたい」と述べた。
署名では「国が放置してきた被害に対し、最高裁に人権のとりでとして、正義・公平の理念に基づく判決を求める」と呼びかけ、街頭活動や郵送、連絡会のホームページなどで受け付ける。
旧法を巡る訴訟は全国12地裁・支部に起こされた。高裁段階の判決は4件が国に賠償を命じ、2件が請求を退け、いずれも上告中。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
社説:強制不妊判決 旧法を断罪、国は救済を急げ
京都新聞 / 2024年7月5日 16時0分
-
7月3日(水)「優生保護法国家賠償請求訴訟最高裁判決」に対する声明
PR TIMES / 2024年7月5日 12時40分
-
[社説]旧優生保護法は違憲 国の「人権侵害」を断罪
沖縄タイムス+プラス / 2024年7月4日 4時0分
-
旧優生保護法は違憲、最高裁 強制不妊、国に賠償責任
共同通信 / 2024年7月3日 17時30分
-
最高裁で勝訴「67年間苦しんできた。こんなに嬉しいことない」14歳で"強制パイプカット"された夫、意を決して妻に秘密打ち明けた 旧優生保護法は憲法違反、国に賠償命令
MBSニュース / 2024年7月3日 17時20分
ランキング
-
1エレキギターを持ったロック歌手がズブ濡れのファンとハグし感電死
東スポWEB / 2024年7月21日 14時57分
-
2焼肉業界“閉店ラッシュ”の中で「焼肉きんぐ」「牛角」2大食べ放題チェーンが堅調である理由
日刊SPA! / 2024年7月21日 8時54分
-
3政令市で唯一、福岡市の「夜のごみ収集」ピンチ…深夜のコンビニ休憩に「サボり」通報増加中
読売新聞 / 2024年7月21日 16時0分
-
4「バラバラの遺体は手足がなく、頭蓋骨が潰れ…」520人が死亡した“最悪の飛行機事故”はなぜ起きてしまったのか?
文春オンライン / 2024年7月20日 17時0分
-
5首すげ替えで生き残り画策の自民党にどう対応すべき? 適菜収さん「一度腐った国は元には戻らない」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月21日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください