異業種の共同配送網を整備へ NECが情報共有システム開発
共同通信 / 2023年9月11日 21時43分
NECが、異なる業種間で物流情報を共有するシステムを開発し、効率的な共同配送網を整備するサービスを全国で提供する方針であることが11日、分かった。トラック運転手の不足が懸念される「2024年問題」対策として、業種の枠を超えて配送の経路や荷物量の最適化を図る。9月末に実証試験を始め、24年度中の実用化を目指す。
メーカーは子会社や物流会社に配送依頼するケースが多く、荷台に空きスペースがあっても、物流担当者が別のメーカーと細かい輸送条件を交渉するのは難しいとされる。細かい時間指定がある通信販売などの影響で配送頻度も増え、トラックの積載率は4割以下にとどまるという。
こうした課題を解決するため、NECはインターネット上で複数の企業が物流情報を共有する「共同輸配送プラットフォーム」の開発を始めた。各社のデータを一元的に管理し、人工知能(AI)で企業間のマッチングや条件の調整をする。
実証試験は当初、花王や横河電機、物流系企業など約10社が参加し、20社程度まで増やす計画だ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
福屋が三越伊勢丹システム・ソリューションズの提供する「共同配送システム」を2024年中元期より利用開始
PR TIMES / 2024年7月19日 19時45分
-
シリーズAで約2.0億円の資金調達実施
PR TIMES / 2024年7月16日 11時45分
-
2024年上期の輸入車販売7%減、EVは17%増で存在感じわり[新聞ウォッチ]
レスポンス / 2024年7月12日 9時2分
-
ダイキン工業(株)と共同でダブル連結トラックを活用した往復輸送を開始
PR TIMES / 2024年7月5日 13時40分
-
CREグループ、冷凍車が「走る冷蔵庫」としての役割を果たすか温度試験結果を公開
PR TIMES / 2024年7月3日 10時45分
ランキング
-
1投資信託「以外」のほったらかし投資の選択肢とは 年利10%ならおよそ「7年で資産が倍」になる
東洋経済オンライン / 2024年7月21日 9時0分
-
2コメが品薄、価格が高騰 米穀店や飲食店直撃「ここまでとは」
産経ニュース / 2024年7月21日 17時41分
-
3サーティワン、大幅増益 「よくばりフェス」や出店増が奏功
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月19日 18時48分
-
4ウィンドウズ障害、便乗したフィッシング詐欺のリスク高まる…復旧名目に偽メール・偽ホームページ
読売新聞 / 2024年7月22日 0時0分
-
5物言う投資家エリオット、スタバ株を大量取得=関係筋
ロイター / 2024年7月20日 5時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください